礼文島の旅3日目&4日目
1日目から読む場合はこちら
さて、三日目!
今の時期、利尻山は滅多に拝めないという女将の言葉通り昨日ははっきりくっきり見えていたそのお姿は完全に灰色の雲の向こう側へと隠れてしまって残念に思いつつも、だからこそ昨日の光景の全てが命の危険と隣り合わせの得難い景色だったんだなぁと実感。
前夜に足の裏やらふくらはぎやらに休息シートを貼っておいたお陰でさしたる筋肉痛にも見舞われず、朝風呂を当然のようにキめて朝から豪華な朝ご飯をいただきます。(あと、ちゃんとトレッキングシューズを履いていたのもよかった。 モンベルの値段の割に高機能シューズ大変おすすめです)
旅館の朝ごはんってこの世の全てだと思ってるんですけど、花れぶんの朝ごはんなんて思い出したら即お腹が空く程に全部絶品で朝からウニの乗せられた茶わん蒸しまでいただいてしまって「贅沢の極みであった」と食後は暫しぼんやりしてしまったり。



とはいえ、今日は今日とてトレッキングの予定があるので部屋に戻っててんやわんやしながら荷造りをし、自分達の装備も整えると大きな荷物は旅館に預けて早々に出発したのでした。
本日は過酷な昨日の工程に比べれば「初心者コース」と銘打たれているだけあって、かなり緩やかな道行きが約束されいている「桃岩展望台」コースを歩きます。
バスで登山口まで連れて行って貰う道中も昨日に比べると多種多様の年齢層の方々がおられ、礼文島を代表するコースと聞いていたのでやっぱり人気があるなぁと実感。
登山口に到着すると昨日よりは風は緩めですが、靄が視界全体にかかっていて空の色も灰色でやっぱりちょっと「残念だな」と思ってみたり。
とはいえ、雨だった時の事を考えて登山用のレインコートや泥除けを持ち込んでいた身の上としては降られなかっただけでも万々歳だよとも思うわけで、元気に歩き出してみればそこらかしこに高原植物が咲き乱れ、昨日ほど命を守る事に集中しないでもいいお陰で本来の目的でもあった花畑ウォーキングを堪能することができました。


道は木道で舗装されている箇所も多く難所という難所もなくて(取り立てて言えば登山口を登ってくる最初の階段がちょっとキツイ位)あとはお花を眺めたり、桃岩から海を臨んだり、連れてきたぬいとお花の写真を撮ってはしゃいだり(とはいえ、お花達は写真で撮ると余りに花弁が小さかったり淡い色をしたお花が多いせいか草むら!って感じになってしまったので、実際に現地に行って自分の目で見ないと綺麗さは分からないなって思ってます)



昨日の過酷さは何だったんだ?という程のほんわかのんびりウォーキングを二時間ほどで終えて礼文島最後の目的地「北のカナリアパーク」へと向かうのでした。
さて、桃岩展望台コースの終着点知床から北のカナリアパークへは舗装された道路をテクテク歩いて15分ほどでつきます。
普段は徒歩15分ときくと「自動車出すか…」の距離ではあるのですが、トレッキングのために来た旅行では徒歩圏内中の徒歩圏内というような距離に思えて不思議よね?とか考えつつ苦もなく歩き通し到着。
映画「北のカナリア」のロケ地となった映画のために建てられた校舎を見学でき、校舎の外に広がる絶景を眺めながらカフェで一息つく事もできます。

一応映画も見ていたので「映画のためのセットって、こんなに細部まで作りこまれるんだなぁ」と感心しながら眺めて歩き、併設のカフェで生乳入れ放題のコーヒー苦手な私でも飲めるブレンドコーヒーと甘さとサイズが丁度いいドーナッツを食しつつ姉妹で旅を振り返ったりしているとふと、電撃のように天啓が私の脳裏を貫きました。

唐突だけどなんか忘れてる気がする。
稚内に戻ってから必要になる何かを忘れてる気がする。
これ私と付き合いのある人間全員が強制的に「分からせ」られる特性なのですが私ほんっと忘れ物が多くて注意欠陥というか、シングルタスクの鬼というか、目先のことに集中すると前後何もかもおろそかになってしまうところがあるんですよね。
で、礼文島にいる間はトレッキング用の上着をずっと羽織っていたので必要としなかったのですが、そういや稚内では着用してたアームカバーが見当たらないな…ていうか、これ稚内の地で身に着けていたのを最後に失くしてるなと気付き、あまりにも忘れ物が多い人間あるあるなのですがノータイムでリカバリーに走れるっていうか今までの経験則から脳内をザーッと記憶が走り抜け「ハハーン! 私、1泊目の稚内のホテルに忘れてきてるな」と即時決着。
すぐさまスマホでホテルの電話番号をネット検索して電話を掛けます。
妹も流石妹で、さっきまでご機嫌で喋っていた姉が突然黙り込むや否やスマホで何処かに電話をし始めても「なんか、そういう生き物」として認識してくれているおかげで何も言わずに見守ってくれて、電話に出たフロントの人にお伺いを立てたところ「はい、お預かりしております」とのお返事にガッツポーズをして「今日、礼文島から稚内に戻るのでその際取りに伺います」とお伝えし、電話を切ったところで「スピード解決だったぜ」と誇って見せれば「そもそも事件を起こさんでくれ」と一部始終を見守っていた妹に釘を刺されたのでした(サフィール稚内さんは紙袋に丁寧に包装した状態でアームカバーをお返しくださり感激しました)
お気に入りのアームカバーだったので(その割に存在すらしばらく忘れていたのだが)ほっと一安心しつつ、今日のお宿は全国津々浦々の動画配信者が「よき宿」としてご紹介くださっているドーミーイン系列の「ドーミーイン稚内」を予約している事もあり、また稚内の居酒屋さんは早めに店じまいをしてしまう事も分かっていたので予定時間より早く礼文島で見たい全ての名所を全て巡りつくせたので予約した時間よりも早めのフェリーに乗って稚内に戻る事にしました。
その前に、礼文島最後のお昼ご飯にお宿の人にも勧められた礼文島名物「ほっけのちゃんちゃん焼き」を食べようと張り切ってお店に向かうのですがなんとよりにもよって、その日は小学校だか幼稚園だかで運動会が開催される日だったらしく、お子さんがいらっしゃるお店が軒並み営業していなくてまさかの昼食難民に。
「ほっけ…」と呻きながら彷徨う事暫し。
フェリーターミナルに併設のお寿司屋さんなら営業中らしいという事で一路ターミナルに向かい、同じく昼食難民となった観光客が詰めかける中、何とかフェリーの出向時間に間に合う時間に入店。
礼文島最後の食事という事で「後悔のない食事をしたい!」という強い気持ちと「行きのフェリーでしこたま酔ったので、沢山食べるの怖い。 折角御馳走食べてもこの後全部胃の外へさようならする可能性を考えたら無茶は出来ない」のせめぎあいの結果、まぁ、余裕で食欲が勝ちまして(引くという事を知らない人生を送ってまいりました)ウニ・イクラ・トビコの載った三食丼をオーダーします。
ウニはキタムラサキウニで、やっぱり甘くて臭みは一切なくて食べ納めに相応しい味わいで、イクラもトビコもプチプチ美味しく私は「悔いなし!」と胸中で拳を突き上げつついそいそとアネロンを服用したのでした。

いやだいやだー! こんなに美味しい食べ物たちを吐き出してなるものかー!!
そんな強い決意の元、食後程なくフェリーに乗り込んだ私たちは素早く雑魚寝ゾーンへと移動します。
私はこれから二時間の間、目を閉じ一切の情報を遮断し、ひたすらじっと酔いをやり過ごす!と心に決めて目をぎゅっと瞑りました。
それからは、多分多少はうつらうつらとしつつもしっかり二時間退屈を耐え忍び何とか酔う事もなく稚内の港に入港。
サフィール稚内でアームカバーを回収して稚内駅で職場と自宅へのお土産を買い込み(余談ですが「ポテマルコ」というじゃがいもクッキーが甘すぎなくて絶妙なバランスで「土産物であんまり食べたことのない美味しさ!」と驚いたのでお勧めしておきます)ホテルに荷物を預けて夜ご飯ヘ!
まぁ、ここでもありとあらゆる居酒屋さんが満席or営業してないって感じで途中別の観光客に「やってる店知りませんか?」とか明らかに地元民じゃないのに縋られたりしつつ何とか営業してる居酒屋の最後の1テーブルを確保!
稚内名物だという蛸の唐揚げやら、ホタテのお刺身、北海道じゃがいものフライドポテト、蛸チャーハン、蛸餃子、焼き鳥etc…といった二人で頼むには明らかに多すぎる量を最後の夜だしと注文して、居酒屋らしい濃い味でお酒(カシスオレンジです)を流し込みつつ満腹になって夜ご飯は終了。




特に蛸の唐揚げが美味しくて、こんなに蛸が柔らかくていいの?とか驚きつつ宿に戻ります。
今回の旅の最後のお宿にドーミーイン稚内を選んだのは、どうしても大浴場に漬かりたかったからで、トレッキング後の身体にはやはり足を伸ばせる広いお風呂が一番のご馳走だなぁと実感しつつ風呂上りに食べ放題のアイスをお腹が苦しい位膨れているにも関わらず両手に握りしめてお部屋で堪能。
ハーシーズのチョコもなかアイスは最高だぜ!とこれで終わればいいのに、更にドーミーイン宿泊したなら絶対食べたい!と諦めきれずに、夜鳴きそばにまで並んでしっかり完食。

夜中に食べるのに相応しいあっさりした懐かしい味わいに「みんなが好きな醤油ラーメンの味だ」と満足しつつも流石に「これ以上何か食べたら破裂する。 お腹を中心に私の身体が弾け飛ぶ」と確信しながらベッドにダイブ。
深夜ラーメン直後に横になるとか不健康の極みではありますが、あっという間に眠りに落ちて旅の最後の夜を終えることとなったのでした。
そんなこんなで4日目の朝は朝風呂を楽しみ飲み放題のヤクルトを胃に流し込んだ後、ドーミーイン名物の朝バイキングにカチコミます。

人間不思議なもので「今日1日で1週間分位の食べ物を胃に詰め込んだ!」と思っても、朝になれば胃の隙間ができている。
食いしん坊の才能に恵まれた自分に感謝しつつ北海道の朝食に相応しい「いくら」「サーモン」「ネギトロ」「蛸」の刺身が並んでいるのっけ丼コーナーに目を輝かせます。
他にもご当地ならではの食材を使った小鉢メニューやソーセージや唐揚げといった王道ビュッフェメニュー、大きなエビフライや海老のビスクスープ、スイーツ等々充実のラインナップを昼ご飯がいらなくなる程には平らげて「トレッキングもグルメも満足した!」と心から思いつつ、釧路空港へと向かうタクシーに乗り込んだのでした。
そんなわけで思ったより早く釧路空港につきすぎて、冷たい風に吹かれながら空港の営業が始まるのを待つという空しい時間を過ごしたりもしたのですが、何しろ礼文島の旅は楽しすぎて素晴らしすぎて美味しすぎて行ってよかったな!の気持ちしか抱いておりません。
出発するまでは不安ばかりで、何だったら出発した後も不安に次ぐ不安に襲われたりしておりましたがトレッキング中は景色に夢中で旅への不安どころか自分達では何一つ揺るがす事の出来ない雄大な自然の中を歩く事で実生活で抱えている諸々の悩みすら全部どうでも良くなってしまいました。
体力のあるうちに!の気持ちで行った礼文島でしたが、この先健康に気を付けて元気に毎日を生きて、また礼文島を歩けたらな…とか目標も立てております。
そんなこんなで、只々自分の為に書き残しておきたかった礼文島の旅記録はここでおしまいにしようと思います。
長々とお付き合いくださりありがとうございました!
礼文島の旅 2日目後半
1日目から読む場合はこちら
命懸けの強風ゴロタ岬降り!
先行する妹は私よりトレッキング経験が豊富で、それこそ中級者程度の登山経験もあるのですが曰く「あんたの事をフォローする余裕は一切ないから、私に向かって転げ落ちてくる事だけは避けて欲しい」と真顔で言われ、薄情等と思う事も出来ない心境のまま慎重に、慎重に、ごうっ!と風が音を立てて吹き付ける度に身を屈めてやり過ごしつつ、私は必死に降りていきます。
途中、被っていた帽子の紐が緩んで飛んで行きそうになるのを必死で押さえたり、帽子の紐を結ぶためにストックを片手でまとめて握ったら、不安定な姿勢を自然と取る事になり身体がぐらぐら揺れて四つん這いになりつつ命を守る為なら人間は咄嗟に獣になれるのだなぁと実感してみたり、冷や汗を何度もかきながら永遠にも思える長い時間をかけて降り続ける事暫し。
何とか命からがら降りきり、大きく息を吐き出して私は心の底から「生きててよかった」と呟きます。
中年女性あるあるの様々な将来への不安や職場の悩み等々人並に色々思う事のある人生を送っていますが、命の危機に直面した直後だと「生きてる」ただそれだけで他に何も望まなくてもいいじゃない…みたいないっそ清らかな位の気持になりつつ、ちゃんと名前のついてるような見所で食べたいねなんて言い合っていたお昼ご飯を、時間も丁度お昼だし風も丘の下だからかそんなに吹いてない場所だし、目の前に海が広がってるしもう、ここで食べちゃおうと決めてシートを広げる事にしました。
ほんとにここに至るまで滅多に人に合わず、ゴロタ岬からの降ってる間も前後人影はなく(多分強風のせい)、頭上を飛ぶトンビを警戒しながら(明らかに私達のお昼ご飯を狙って旋回していましたが強風のせいで狙いを定めて降りてくる事が出来ずに助かりました)セコマで買ったパンをぱくつきます。

思い出してみれば、船でお腹の中身を全部吐き出したせいで胃は空っぽでお総菜パンを頬張った瞬間に「あ、私お腹空いてたんだ」と気付き後はもう一気にぱくぱくぱくっと口の中に迎え入れると「う~!」と唸る程に美味しい美味しいパンに感動しつつ、もう一個買ってあった砂糖をまぶした揚げパンも一息に完食。
お水をがぶがぶ飲みながら改めて草が生い茂る緑の垣根越しにある海を眺め、波の音を聞きながら風で舞い上がった砂ぼこりで顔中を汚しつつも、目に映る全ての景色がキラキラと輝いて見えて「ここに来て良かったな」と心から噛み締めたのでした。

さて、ゴロタ岬降りでは強風のせいで通常タイムよりも随分時間をかけた事は明白でバスに間に合う為に早々に出発すると続いての目的地、澄海岬を目指します。
YAMAPで確認すれば、最大の難所は越えたようで強風は相変わらずですが「まぁ、ここならどんだけ強い風に吹かれても死なないしな」と心から思いつつ、集落を経由する舗装された平坦な道を歩き続けて、再び未舗装の丘に差し掛かります。


ここまで来たらあと一息の心意気でゴウゴウと唸る海風を浴びながら丘を登って辿り着いた澄海岬はその名の通りの透き通るエメラルドグリーンの海色が美しく青天の青色も相まってここまで頑張って来た御褒美としか思えない綺麗な綺麗な海でした。


バスで名所めぐりをしている観光客がドバっと押し寄せてきたのを切っ掛けに、澄海岬を後にした私達は最後の目的地である礼文アツモリソウの群生地へと向かいます。
6月の中旬に礼文島へと渡って来たのも、この礼文アツモリソウを見たいが為で「ウニのシーズンで、礼文アツモリソウも見れる時期は6月中旬しかない!」と欲張りプランを立てた以上、是非とも礼文島固有の、此処でしか見られない花を見んが為に限界に近い脚を叱咤して歩き続けました。
とはいえ、礼文アツモリソウの群生地はバス亭に向かう道すがらにありまして駐車場なども近くにあり、観光バスも停まってたりなんかして所在が分かり易かった為に迷うことなく到着。
「スコトン岬からここまでやってきたの? 頑張ったね」と群生地を管理しているおじさんから声を掛けられつつ、礼文アツモリソウの可憐な姿に見惚れます。

5月上旬だという最盛期は過ぎており、群生地の片隅にそっと身を寄せるようにして咲く数少ない姿しか見られませんでしたが、それでも可愛らしくて清楚な姿は観られてよかったと心から思えて、千円の寄付金でピンバッチを貰えるという事だったのでこの先もずっと、ずっとこの優し気なお花が安心して咲き続けられますようにの気持を込めて寄付をさせていただきました。
さて、本日これにて目標ポイントは全部巡った!
あとは、バス停のゴールを目指すのみ!という事で、本来岬めぐりコースと銘打たれた道程は浜中バス停をゴールと定めているのですが、丁度いいバスの時間がなくてその次のバス亭である船泊病院前のバス停まで歩きます。
朝10時10分過ぎにスタートして夕方16時過ぎのバスに乗る為に僅かな昼休憩のみで歩き続けて、幾度も「これは間に合わないな」と諦めの気持ちに襲われた道中ではありましたが、なんとかバスの到着10分ほど前に船泊病院前に到着。
「私頑張った! 生きてよく辿り着いた!」と大いに自画自賛しつつバスに乗り込んだ時は、気が抜ける余りにちょっと呆然としたりなんかもいたしました。
バスに乗ってお宿への道すがら、野生のトドが浜辺に集う姿を見かけたりもしつつ明るいうちに宿に到着。
今日のお宿の花れぶんは私達にとっては「清水の舞台!」みたいな勇気のいる価格帯のお宿ではありましたが、口コミを読めば読む程「折角礼文島まで来たのだから最高のお宿に泊まりたい!」の一心で予約した事もあって、頑張って早めにチェックイン出来て想定よりも長い時間お宿を満喫できたことも嬉しかったです。
何しろお出迎えから最高で靴の泥を落とせる洗い場もあるしお若い笑顔が素敵な仲居さん達がトレッキングを終えてボロボロのへとへとの中年女性達を「私もトレッキングが趣味なのですが、こんな強風の中のトレッキングは経験した事ないです。 よく頑張りましたね」と思う存分労ってくれるし、チェックイン手続きをすれば「お部屋空いてたからランクアップ致しました」との嬉しいサプライズもあって「やった!」と思わず小躍りしてしまいそうに。
私達のお泊りした部屋は二人で使うには贅沢過ぎる程に広く、マッサージチェアもあって何より障子を開けると利尻山を一望出来る絶景具合。

情緒がない事限りなしなのでホテルのお部屋からの眺めとか全然気にしない人間なのですが、今回ばかりは窓際の座椅子に座ってお茶を飲みつつ利尻山を眺めるという贅沢を享受しつつ「眺めの良い部屋って、こんなにいいものなんだなぁ」としみじみ噛み締めさせていただきました。

さて、一息ついたらドロドロの汗だくだったので大浴場に浸かって疲れ果てた身体を温泉に溶かしてみたり(ちょっと人間の原型なくなりそうな位気持ちよかったです)明日の準備をしようと心に決めて部屋に戻った直後にマッサージチェアに座り込んで揉み解されながら呻き声をあげるだけの怠惰ムーブをキめたりしてるうちにお待ちかねの夜ご飯の時間です。
お昼にパンを二個と膀胱の強度を上げる為に大福もちを一個食べただけだったので(余談ですが滝汗をかいたからという理由もあるのでしょうが、6時間トレッキング中一度も尿意に襲われませんでした)大変空腹で、御馳走を食べるには最高のコンディション。
大きな窓ガラスから利尻山を眺められる食事処でお品書きを眺めてみれば「とにかく美味しいやつ!」みたいな名前がズラリと並んでいて「美味しいやつ食べるよ!」と前のめりになって待ちかねれば仲居さんが次から次へとニコニコしながら「美味しいやつら」を運んできてくれます。
先付けにウニがやってきて、手の込んだ前菜や新鮮なお刺身に美味しいお肉にほっけの煮つけまで。





ポテト饅頭もホクホク甘くて「北海道、マジで美味しいものしか存在しない」と唸っているとお着物姿の見るからに上品な女将が御挨拶に来て下さいました。
女将曰く今日のように利尻山を綺麗に見られる日は本当に珍しいとの事で「花の浮島と呼ばれる理由はこの時期霧で覆われる島だからです。 霧の水分が高山植物達を育てるのです」との説明に「なるほど」と頷いてみたり。
つまり私達の命を危うくした強風が霧を吹き飛ばしたからこそ、利尻山の絶景を眺めながらのトレッキングが出来た訳で、どんな出来事にもメリットとデメリットがあるんだなぁと感じつつ、女将は私達がトレッキングに行っていた事も御存じで(さすがである)風が強くて大変でしたでしょう?と気遣って下さいます。
そんな女将に「いやあ! 今日こちらで御馳走を食べるまでは死ぬわけにはいかないの一念でゴロタ岬を降ってまいりました! 生きて帰って来てよかったです! ガハハハ! 全部、うまい!」と食いしん坊ゴリラとしか言い表せない豪快な受け答えをしたところ「あらぁ!」と絶句した後、それはそれは品のある笑い方をされていてその仕草を眺めるだに「「私と同じ生き物とは思えん」と感嘆。


ご機嫌に梅酒なんかも嗜んで「お宿、ここにしてよかったな」って心から思いつつ、締めのご飯とデザートにも大満足&大満腹で寝る前にもう一度お風呂に入って翌日もトレッキングの予定を入れていたのでその日は早々に就寝したのでした。
3日目&4日目はこちら
礼文島の旅 2日目前半
1日目の様子はこちら
朝の4時起床。
ヨタヨタと膝をテーピングで固定したりといった準備を整え「セコマの総菜やはり美味しい!」と唸りながらサラダとレトルト鶏塩粥、それに飲むヨーグルトの朝食をいただきます。
朝に暖かいものを食べると胃から力が湧いてくる気がするなぁとホクホクしながらフェリー乗り場へ。
朝6時の便なんて、どの位の人が乗り込むのだろう?と思いつつターミナル内に踏み込めばすでに長蛇の列が出来ており6月の礼文島の人気具合に目を剥いたのでした。
そのまま列に並んで待つこと暫し、入船開始の連絡がありウキウキとフェリーに乗り込みます。
いずれ大阪から大型フェリーに一晩乗って大分県の別府温泉に行ってみたいと考えていた私にとっては、今回の2時間ばかりのフェリー乗船はちょっとした試金石。
まぁ、これまで観光船とかジェット船には楽しんで乗ってきましたし、瀬戸内国際芸術祭では島から島へと船で渡り歩いたこの私です。
これだけ大きなフェリーなら体調が悪くなる事もなかろうと安心して乗船し、船内の探検も楽しんでデッキで海風を浴びよう!なんて目論んでいたのでした。
※ ※ ※ ここからお食事中ならびにお食事前後の方にはお勧めできない描写があります。 そういった類の内容が苦手な方は読み飛ばして下さい。 ※ ※ ※
まぁ、この前振りで「お分かりいただけただろうか?」な展開が私を待ち受けていた事を、すぐに気付いていただけたでしょうが出航から30分ほど経過して私の胸中を去来していたのは「殺してくれ」の感情ばかりでした。
揺れない地面の上に暮らしているという僥倖について、この時ほど思いを馳せた経験はありません。
気持ち悪いの極致と言うか、胃の腑が「ぎゅうう」と締め上げられ揺れる度にとぷんとぷんとせり上がるような身体中が嘔吐感で満たされる経験も初めてで、意識はただひたすらに気持ち悪さを耐えるという事だけに向けられました。
少しでも違う事を考えると「終わる」という予感が全身を貫きます。
呑気にデッキを見学に行った妹が呑気に戻って来て呑気に「島が見えてきたよ~」等と語りかけてきた時には「お前ごとこの地球(ガイア)が滅べばよいのに」と船酔いが辛い余りに危うく魔王になる寸前でした。
私が返事もせず血の気の引いた顔をして俯いている姿に「え? 嘘? まさか酔ってる?」と問い掛けていて、コクンと一つ頷けば「大丈夫?」と言いながら背中をさすってきます。
ここで、ワンポイントアドバイスなのですが船に酔っている人間が目の前にいた場合、吐いても良い環境外で背中をさすっては駄目です。
吐いても良い環境じゃないのに胃から内容物が噴き出しそうになります。
私は耐え切れず立ち上がりよろめきながら「トイレ」と呟いて歩き出しました。
妹は如何にも介助者といった感じでついて来てくれて、向かい側から歩いてくる人間全てが私の様子で事態を察して慌てて道を開けてくれました。
モーセです。
ハートランドフェリー船内ににモーセが降り立ちました。
嘔吐しそうな人間を目の前に道を譲らない者はいないというこの世の真理に接しつつトイレに行けば行列になっていて「終わった」の顔のまま立ち尽くせば前に並んでいる人が振り返り「大丈夫ですか?!」と慌てながら聞いてくれて、私の後ろに並んだ人は「酔い止め私持ってますよ」とお声掛けくださいます。
どれ程気持ち悪くても人の優しさはありがたくてウィスパーボイスで「ありがとうございます。 大丈夫です」と答えれば、前の方が「先どうぞ」と譲ってくれました。
そのまま個室にフラフラ入れば、その瞬間これまでにない衝動的な吐き気に襲われ食道を駆け上がるみたいに胃の内容物が溢れ出て私は慌ててマスクをずり下げるや否や便器の中に文字通りお腹の中のもの全部を吐き出しました。
健康優良児なので嘔吐など滅多にしない私ですし、吐く事を本能的に忌避する程苦手に思って生きてきたのですが堪える間もなく何度も何度も吐いて吐いて、酔い始めてから飲んだせいで一切効果の現れないうちに体外に排出された酔い止め薬のアネロンによって真っ青に染められた吐瀉物に「私、地球外生命体みたい」とか呆然としつつ胃液しか吐けなくなって、疲労感と際限のない気持ち悪さにトイレの壁に凭れたまま「揺れない地面の上に行きたい」と願うこと暫し。
天祐のように着岸の船内放送が聞こえてきて私は何も吐けないのに空嘔吐を何度か繰り返した後よろよろとトイレの個室から出て口を漱ぎ、荷物が置いてある席まで戻ると妹の「もう平気なん?」の問い掛けに虚ろな顔を向けて頷いたんだか、首を振ったんだか分からん返事をしてふらふらと船から降りたのでした。
この時点で妹は今日の旅程はもう無理だ。
ここまでやって来たけど、満身創痍の姉が6時間以上のトレッキングを今日こなせるとは思えないと本日の工程をこなす事を早々に諦めたようなのですが揺れない陸地に降り立ち、数分ほどの休息を挟めば所詮は船酔いなので身体も嘘みたいに落ち着き吐き気も消えたので問題なく再起動を果たす事に成功。
地面が揺れなきゃこっちのもんだぜ!の心意気で本日のお宿「花れぶん」に荷物を預けると「本当に大丈夫だろうな? 途中でへばっても助けられないからな?」という妹からの不安の声を「だいじょぶ、だいじょぶ」と軽くかわしつつフェリー乗り場からバスに乗り込み私達の礼文島最大のお目当てであり、最大の難関である「岬めぐりコース」を踏破する為に出発の地、スコトン岬に到着したのでしたうわ、すっごい風!!!!

もうね、稚内で浴びていた強風がそよ風に思える程のとんでもねぇ強さの風に私は「あばばばば」と震え上がります。
大体霧に包まれて、ほぼ曇りだぜ?とか聞いてた礼文島の天気は嬉しい程の快晴で真っ青な空に利尻山まで美しく明瞭に見えるコンディションなのですが、何しろ風が!
風がもう笑える程に強くって、スコトン岬で何枚か写真撮りつつも腕が風に煽られてブレる、ブレる。
強風のせいかスコトン岬に在るお土産屋さんに沢山の観光客が買い物の為か、避難の為か分からん位に詰め掛けているのを尻目に私達は「エイ!」と気合を入れるといよいよ歩き始めます。
とにかく今回は時間との勝負でもありまして、コースタイム通りに歩いてバスの時間に真に合うように首尾よく歩き通したいという目標を立てておりました。
と言いますのも、離島なので致し方ないのですがバスの本数がとても少なくて、一本逃せば二時間近く待ちぼうけを喰らってしまう事が判明しております。
妹はこの時点で「この強風、姉の体調不良を加味すると間に合わないだろう」と目算を立てていたようなのですが、無謀で楽観的な思考の持ち主である私は「頑張れば何とかなるやろ」と考えおり強風に身体中を横殴りにされながら、それでも念願の礼文島を歩ける喜びに胸を高鳴らせていたのでした。
さて、礼文島はその稀有な気候により高山植物が森林限界の標高に達してないにも関わらず島内の至る所に咲き乱れている事で有名な島です。


実際に歩いていると色んな場所で可憐で美しい花々が散見され、何処に視線を向けても風に波立つ海が日の光にキラキラと輝く姿が目に入り、丘に生え揃う草木が揺れる様も美しくて何処に目を向けても綺麗なばかりの景色に瞠目せずにはいられませんでした。
強風のせいか私達と道行を同じくする旅行者も見かけず、風の音ばかりが聞こえる静けさの中を姉妹二人で「寒い!」「風が強すぎる!」とぎゃあぎゃあ言い合いながら歩き、景色が綺麗だと言われているトド島展望台を経由する山道コースではなくうっかり海岸沿いの鮑古丹を通るコースを選択してしまい、通る人が少ないせいか「本当にこの道あってる??」と何度も不安に思うような電線が風に煽られ軋む音を立て、雑草の生い茂る道を掻き分けるようにして恐る恐る歩く事暫し(ただ、鮑古丹のコースはすぐ傍らに延々と濃い青色の海が続く浜辺があって道中に白い見た事のない花が咲いていてちょっと得体の知れない程の野性味のある美しいコースでした)ゴロタ岬へと続くきつい登り坂を風に身体を傾がせながら登り始めます。
登り坂だけでも普段運動不足甚だしい私にとってはしんどいのに何しろ海からやってくる風が、常に私の身体を前後左右に揺さぶって一度開けた場所に出た時なぞ呆気ない程に姉妹揃って風に転ばされてしまって、これが転んでも差支えのない場所だったから良かったものの崖沿いなどで転倒したら一巻の終わりだなと震え上がりつつ、慎重に慎重を重ねるように足を進め続けました。
ただ、その道中のどの瞬間も視線を上げて周囲に巡らせれば溜息の出るような大パノラマが広がっていて、私は何度も「なんて綺麗な所なんだろう」と胸中で呟きました。
一度妹の靴ひもが解けて、結ぶ間に立ち尽くして眺めた景色は込み上げてくるものがある程に綺麗で。

風でしなる草花が波打ち海は眩しい程に輝いて空は水色、こんなに綺麗な景色は見た事ないって素直に単純に胸打たれる程の圧倒的な雄大さに込み上げてくるものすらありました。
礼文島は「絶景ポイント」から「絶景ポイント」を経由して歩くというよりは、道中ずっと名もないような箇所も絶景が続いているというような印象でで身体の疲弊感はあっても心が疲れるような事は一度もなかったように思います。
そんなこんなで坂道を登り切り私はゴロタ岬から見渡せる景色に声すら失いつつ強風の中それでもスマホカメラで景色を何枚か映していると、私達より先着していた個人ガイドを伴ってのトレッキングを楽しまれていたご夫婦にガイドさんが「今日はこの強風ですので、この先のコースは階段が崩壊しており風に煽られながら進むには大変危険が伴います。 私でもこんな日はとても怖いですし、進むのであれば利尻山を踏破できる程度の中級者クラスでないとお薦めできないので一度道を戻って車で次のポイントへ向かいましょう」とお伝えしているのが耳に入ってきました。

ていうか、今思えば強風の中、如何にもヨレヨレで素人丸出しの私達にも聞こえるようにガイドさんは大きなお声で警告をしてくれていたのかもしれません。
ただ、私達はその時絶景と坂を登り切った後の高揚感で思考能力を著しく低下させておりガイドさんが仰る「この先のコース」の意味を判じてはおりませんでした。
ですので、彼女の空リプじみた私達への親切な忠告を気にする事もないままに「そろそろ行くか!」と我々は出発し、程なく「この先のコース」が「私達にこれから進むコース」である事に気付かされる事になったのでした。
ちなみに、私には登山経験は全くと言って良いほどございません。
地元の山に妹に誘われてほんの数回程登ったのみ。
トレッキングも若い頃に体力任せで多少こなしただけで、スキルとしては初級者レベルである事は疑いようもありません。
故にゴロタ岬からの下り坂を強風を避けるために身体を屈めながら見下ろした時に去来したワードは「天命」だったりして「ここで命を落としたら職場の人に迷惑かけるな」とか「10月に香港行きたかったな」とか「昨日、もっとウニ食べとけばよかったな」とかそんな事ばかりが頭の中に浮かんでおりました。
木の階段は完全に朽ち果て、杭状の物が突き出し降りていく者の足を引っ掻けようとするかのように所々で存在を主張しています。
遮るもののない両脇が崖状となっている稜線をそこそこの急勾配で下っていく光景は風が強くない日でも身を竦ませるような有様ではありました。
それでも引き返すなんて事は、どうしても考えられなくて。
真正面には利尻山の姿が見え、本当に気を抜くと目を奪われるような景色ではあるのですが目を奪われる=死という事が明らかな状況で私は膝を震わせながら一段、一段とゆっくりと降り始めたのでした。
2日目後半はこちら
礼文島の旅 1日目
旅行色々行くと毎回ちゃんと記録残しときゃよかったなとぼんやり思っては書かないまま時を過ごしてきたのですが、これもしかしたら私が書き出さないと旅行記ずっと残せないんじゃない?とか最近やっと気付いたので書き残します。
礼文島に行ってきました。
礼文島に行くのは数年前からの夢で「高山植物が登山しなくても見られる」というお得感と「ウニ! ウニ! そしてウニ!」という食欲が悪魔合体しており、加えて中年あるあるだと思うのですが、年をとればとる程深く考えずとも分かり易く綺麗な物を欲するようになった結果「花の浮島」等と呼ばれる場所に憧れの気持を抱くようになっておりました。
マジで花の名所とかに対して若い頃に比べると「行きたいな」って思う気持ちが年々強くなるのなんだろうね?
視界に入れてから綺麗だと思うまでの速度が速ければ速いほど好ましく思うようになってきていて、よく考えないと綺麗さに気付けないものとかはもう、眺めてても疲れちゃうとことかあるもんね。
とはいえ、調べれば調べる程トレッキング以外の遊興のない「雨降ったら詰み」みたいな旅行先である事が分かってきまして、加えて交通の便が悪すぎる!
私の地元からだと、一旦千歳空港で乗り継がないと礼文島へのフェリーが出ている稚内へは行けない!という事まで分かって、手をこまねいていたのでした。
んで、このままだと足腰が弱ってマジで行けなくなるとか焦り出した私が色々調べたところ、ここ最近は最寄り空港で初夏から秋ごろにかけてFDA航空が旅行会社のチャーター機で稚内までの直通便を運航してくれているとの事。
乗るしかねぇ! この機会に!の気持で阪急交通社さんの飛行機の往復チケットと一泊分のお宿のみを確保するプランを押さえて6月13日~17日までの日程で旅立つ事に決定。
休みも確保し、その日からは仕事を何とか蹴散らしながら当日の晴天を祈り倒し続ける日々を送る事となりました。
当日は地元は薄曇り。
最寄り空港であるセントレアまでは高速船に乗って行きます。
セントレア空港ではこれまで何度か旅立ち前のひとときを過ごさせて貰っていますが、旅行前の空港で過ごす時間ってウキウキ気分で滅茶苦茶楽しいですよね。
今回は12:45分発の飛行機に乗るという事で空港でお昼ご飯を済ませます。
礼文島では海鮮三昧で過ごす予定でしたので「ラーメンだ!」と決め込んで半蔵さんでぱいたんらぁめんを啜り、これから北海道行くつってんのに!
しかも海鮮三昧だ!とか言ってるのにネギトロ丼をつけて満腹に。

前日、大阪で芝居を見て終電間際の特急の飛び乗った所人身事故に巻き込まれて深夜0時過ぎに帰宅をしていた私は睡眠時間4時間という事もあり炭水化物の大量摂取した結果の頭ぐらんぐらん状態で飛行機に乗り込む事となったのでした。
FDAのチャーター便なので機体自体は小さいものの余り風の影響は受けず、パイロットの窓の下を流れる景色について説明してくれるアナウンスも、一緒に窓の外を眺めて感想を言い合ってくれるCAさんの気安さも旅への気持を更に盛り上げてくれます。

途中うつらうつらと眠りこけつつも稚内空港に無事到着しまして、うきうきしながらタラップを降りた瞬間もうねびっくりする位さっむい!!

いや、覚悟はしてたけど薄手の長袖上着なんかでは一切自分を守り切れない寒さ!
強い風に吹かれ、鉛色の空の下「最北端の地、稚内を舐めとった!」と喚きながらフリースを着込み、空港から稚内駅周辺地域まで乗せてってくれるバスに乗り込んで一路ホテルに向かいます。
今回、サフィールホテル稚内という翌日乗り込むフェリーターミナルへのアクセスが良いホテルを押さえまして(お部屋も綺麗で使い心地がよかったです。 時期によっては宿泊料がとても高いみたいですが、6月中旬だと休前日でも1万円ちょっとで宿泊出来ました)、バスもホテル目の前まで連れてってくれるので便利、便利~♪と喜びつつ下車即寒さに震えながらも荷物を預けて、同行者である妹が「マストだからね!」と散々旅立ち前から私に言い募っていた日本最北の社「北門神社」に向かいます。

御朱印集めが趣味の彼女は日本最南端の神社の御朱印は既に入手しているそうで「北と南を揃える!」という強い意志を持って、17時の受付停止前に辿り着こうとシャカリキになっておりました。
ホテルから然程離れていない場所にあった事もあり、大して迷わずに神社に到着。

茅の輪を潜って案内の通りの正式な参拝の仕方で旅の無事をお祈りすると、御朱印をいただきに社務所に向かう道すがら野生の鹿に会いました。

とても綺麗な鹿で境内を警戒心のない様子で歩き生えている草を食んでいる泰然とした態度を見ていると何となく「お邪魔しております」とお声掛けしたくなるような心地になりながら、食事の邪魔をしないように立ち去り妹念願の御朱印を入手したところで(私は自身の干支にちなんで犬の可愛いお守りを買いました)次に稚内港北防波堤ドームへ。



こちらは宿泊ホテルの真横と言うか本当にすぐ傍にあって、灰色の空の下で強風に吹かれながら眺めると景観の為に建てられた建築物ではないが故の唐突な印象がいっそ不思議で「映えという言葉にもそぐわないけど、奇妙な世界っぽさがあるよね。 なんかこの背景があれば不条理な事が起こってもおかしくない気がする」なんて感じながら寒さに耐えきれず、夜ご飯の為に美味しい海の幸を食べさせてくれるお店に向かう事としたのでした。
途中、稚内駅の日本最北端の線路とかも見学しつつ北海道の地で最初に食べる食事は海傍にあるうろこ亭さんに託します。
室内って風がなくて最高だね!みたいな、初夏に浴びるにしてはあまりに冷たい強風に吹かれ続けたせいで壁と屋根がある空間への感謝を捧げつつメニューと散々にらめっこして、宗谷黒牛のステーキと念願のウニが乗った海鮮丼に加え、海鮮丼に乗っているのは「ムラサキウニ」と聞いて食べ比べをする為に、バフンウニの少量盛を注文したのでした。
そうです。
贅沢です。
贅沢をしている自覚はあります。
でも、ウニを食べに北の果てまでやってきたのです。
ムラサキウニとバフンウニを食べ比べる位の贅沢、許されたっていいじゃないですか!!!!と、心の中で誰にともなく言い訳をして私達はテーブルの上に所狭しと並べられた御馳走を眺めてにんまりと笑みを浮かべたのでした。



肉と海鮮が一堂に会する光景って「人間の全部」みたいな気持ちになりません?
食いしん坊なので贅沢=御馳走みたいな気持ちになってしまいがちなのですが、まさにその時は「もうこれ以上の贅沢ってないな」というような気持ちになりつつまずは宗谷黒毛牛を一口食べて柔らかさとさっぱりとした甘みのある美味しさににっこりし、新鮮の極みみたいなお刺身を食べて笑みを深め、念願のウニのとろけるような甘さに溜息を吐き出したのでした。
これまでインバウンド前の金沢近江市場で食べた海鮮丼に乗っていたウニが私のウニ歴史に燦然と輝くナンバー1の玉座に座していたのですが、あえなく陥落!といった具合でバフンウニの方が甘みが強く味わいが濃くて、ムラサキウニは品があって幾らでも食べられそうな程に優しい甘みが魅力的で、どちらも「ここまでやってきてよかったなぁ! これにて礼文島の旅 ~完!~」と礼文島に渡る前に旅が終わってしまっても良いほどの幸せの味でした。
さて、そんなこんなで御馳走だけでお腹を満たし、北海道と言えば!のセコマで明日のトレッキング中のお昼ご飯と行動食、それから朝ごはんも買い込みます。
何せ、朝一番のフェリーに乗る為に朝の4時に起きる私達なのでホテルの朝食を食べるなんて事は無理で6時間以上歩く道中に耐えられるだけの栄養とスタミナを蓄えられるような内容を考えて慎重に買い物をするのですが、ラインナップが魅力的過ぎて!
パンもお惣菜も全部美味しそうで無駄にウロウロ眺めまわっては「近所に欲しい」と呻く事に。
見るからに美味しそうな飲むヨーグルトとかも朝ごはんに買って、セコマがあるなんて本当に道民が羨ましいの気持ちを抱きつつホテルに帰った後は「北海道の食べ物は何もかも美味しい。 何故なら素材が素晴らしいから」の信念の元お腹一杯にも関わらず、ホテル内のカフェでテイクアウトのケーキを買って部屋に戻ります。
「デザートは別腹やで!」と高らかに宣言したケーキは「この位の美味しさかな?」を遥かに超える美味具合で甘すぎないクリームとブルーベリーの甘酸っぱさと濃厚なチョコが混然一体となった絶品具合に「到着して初日なのに既に満足する程美味しいものだけ食べている。 食いしん坊人生に悔いなし」と噛み締めつつ、お風呂に入ってとっとと就寝。

今回の旅の日程中一番過酷な旅程の明日に備えるのでした。
2日目はこちら
グラスハート全10話完走したので感想文書くよ
前提として
・原作ほぼミリ知ら勢です。 学生の頃にちょっと読んで凄い引き込まれた記憶だけはある。
・町田啓太のオタクなので、グラハ実写版を見る最大の動機は役者です。
・全肯定はしてません。 ツッコミが辛辣に読める事もあるかと思います。 そういった感想を求めてないなら、ここで引き返して欲しい。
・かなりチョケた内容にもなっています。 そういった感想を読むと苛々する人は、もうお願いだからブラウザを今すぐ閉じて、この感想の存在自体を忘れてください。
配信が開始された7月31日の夜から見始めて、反芻したりメモに感想を書き込んだり、おやつ食べたりしつつ3日間かけて全10話完走しました。
寝かせても熟成するような感想文を書けたためしがないので、なる早で感想書きあげたくって勢いで走り抜けるみたいに感想文を書きあげます。
そこそこ長いので、そこそこお時間にある時にでもどぞ。
あ、壮絶にネタバレです。
第1話
ド頭に登場する町田啓太のギタープレイ姿でテレビ画面にヒビ入ったし、覚悟してなかったから私のメガネは割れました。
ネトフリにはこの先、ド頭に町田啓太を登場させる際には「冒頭から刺激の強い顔整いが登場します。 心臓に冷水をかけてからご覧ください」の注意書きを書いてほしい。
お陰で白熱のライブシーンを眺めつつ私の喉からは「ふひゅす〜」みたいな断末魔しか出なくなりました。
しかし、山田孝之がボーカルのバンドでギター弾く町田啓太を見るとかクロゼロで人生が狂った私にとって人生の走馬灯みたいな光景すぎて「現実かな?」とか、ずっと首を傾げたままになっちゃった。
もうこれでネトフリに支払ってる月額の元が取れすぎてて申し訳ない気持ちにすらなるよね。
しかし、よくみつけてきたな!と感嘆するほどに、西条朱音役の宮崎さんは魅力的な役者さんだなぁ。
可愛いのに、強いまなざしになった瞬間ガラリとかっこいい印象になる。
幼いようで素朴なようで目が離せない位の強い引力を見せてくれる時があって「豪華出演陣」と評せざるを得ない出演者を向こうに回して堂々たるヒロインとして画面の真ん中に立つに相応しい。
マジで愛され系というか自然と応援したくなる、こういう作品のヒロインとして的確な佇まいとお芝居をする人だなと登場してから僅かの間ですでに強くこちらに印象付けてくれました。
そして満を持して登場したのがこのドラマのプロデューサーにして、平成に流行ってた不思議系、生活苦手な我儘プリンセス声小さい男子を令和の時代に演じて許される唯一の男・その名は佐藤健!!
登場してからずっと佐藤健の顔じゃなきゃ許されない言動乱れ打ちすぎる。
藤谷直季先生は佐藤健の顔でよかったね! 佐藤健にありがとうと言って!
そして、テンブランクメンバーのうち最後に登場したのが坂本君演じる志尊淳だった訳ですが、もうさ、唇とかぷるっぷるで肌もつるつるでまーじーで可愛さが人間に設けられてる設定値の上限までカンストしてんなって感じですね。
大きな眼鏡があざとオブあざと可愛くて、30歳とか嘘吐いてんだろ? いつまで可愛いつもりだ!(戦慄)と震え上がりました。
テンブランクの男メンバーについては、この三人を揃えたプロデューサーは美形男子キャスティングの天才だなと思わざるを得ませんでしたね(佐藤Pを絶賛してます)
さて、そんなこんなで雨のフェス会場でピアノとドラムのセッション後(この時、藤谷先生雷に打たれてたのね! 生きてるのすごない?)、3年の月日をいきなり経て朱音ちゃんの実家のお店だったり、藤谷スタジオ風景を「オシャレをコトコト煮詰めたら出来上がりそうな内装だなぁ」と口を開けて眺めていれば、高岡尚は既に藤谷先生のお世話役としての立ち回りを見せてくれており、噂のお姫様抱っこも拝めて「この世で一番綺麗なお姫様抱っこ!!」とか訳の分からん感動を覚え、立ち上がって拍手などをしてみたり。
少女向けの青春小説が原作である事を常に意識させてくれるポエミーで透明感のある画作りが常に徹底されていて、人も光景も全部綺麗だし、このドラマは音を撮る手法として色彩にこだわってるんだなとちゃんと教えてくれる、第1話らしい内容だったと思います。
第2話
冒頭からライブシーン。
第1話でも感じたけれど、抜群に演奏シーンが見応え・聞きごたえあって手を抜いておらずお金のかかった音が鳴っていて凄いなぁと感心。
演者の演奏も、どれだけ練習を重ねたのだろうと胸が熱くなる程の申し分のなさで曲が舐めて作られてないのでちゃんとワクワクするし説得力がある。
いやぁ、しかし「プロミュージシャンの役」だからって演奏出来るようになるの役者はつくづく特殊技能持ちなんだなって思います。
ほんとに凄すぎる! 全員凄いなぁ!
バンド物の醍醐味ではありますが、分かりやすく朱音ちゃんが藤谷先生に煽られて調子を取り戻す場面で「ぶちかませ!」って興奮したので私の負けです。
そんなわけで藤谷スタジオに通う事になった朱音ちゃん。
イケメンに囲まれるヒロインジャンル物らしいトキメキポイントも各所に配置してあるので、シャワー上がりの町田啓太の顔した高岡尚が登場したりするのですが「慣れなきゃ!」って決意する朱音ちゃんに「人間の心臓では無理だよ」と呟くなどもしました。
天才音楽プロデューサーと才能を見出された少女の描写あるある、何度も演奏をやり直しさせられるの巻を見て「やっぱあるよね~」と実家のような安心感を覚えたり。
そして、ここで登場した物語を通しての悪役として活躍する一大Pは中の人の隠しきれない善性と藤谷への執着心の気持ち悪さのバランスがなんか面白いキャラクターだなあとこの時点では感じていました。
あと髪型もなんか面白いなあって感じていました。
さて、第1話から藤谷先生のライバルキャラとして登場している真崎演じる菅田将暉はね、もうね、本当に演技うますぎて演技うめぇなぁ!って唸りました。
明らかに虚構っぽい存在だけど、その虚構っぽさひっくるめて振り切って演じててビジュアル含めて、全人類が好きな菅田将暉じゃない?と主語デカ感想しか抱けんよ。
中華屋さんで朱音ちゃんと向かい合ってラーメン食べてるとこは一気に普通の男の子っぽくなってて、それも大変よかったです。
中華屋の前を偶然(?)通りがかったとの藤谷先生ですが大人なので学生の前であんまり自分の命を軽視した厨二病っぽい発言は控えた方がいいよ? 後で絶対顔を両手で覆って床をゴロゴロする事になるから!とか感じていたところ横断歩道の場面で朱音ちゃんが先生に向かって自分の言いたい事をちゃんと言えていて「強い子だなぁ」と安心したのと、それはそれとして危ないので信号無視はしないで!のせめぎ合いが起きました。
お願いだから、信号無視はしないで!
第3話
ユキノ様登場!
女神みたい!
おれはベビ悪でシスターフッドの面白さを知ったオンナなので高石あかりを全肯定する生き物として仕上がっており、悪女っぽいお芝居も最高!最高!最高!とぶちあがっております。
強かで美しく性格の悪い女を演じる高石あかり、好きにしかなりようがなくないです?
ここら辺から加速しだした朱音ちゃんの恋心の描き方が自然で「こういうドラマに必要な要素」としての役割を果たしていてとてもよいですね。
もちろん、意識してそう仕上げてんだろうけどロマンチックの具合が生々しくなくて淡くて懸命で丁度いい。
恋愛パートの佐藤健、黒いブランケット頭から被って全部の仕草やわやわふわふわさせて、さぁ萌えてくれ!って具合なのでイケメン萌えドラ界隈で名を馳せてきただけあるな!と感心しつつもちゃんと萌えました。
ていうかさ、普通に朱音ちゃんと通話してたけど真崎ってばいつの間に連絡先を交換したの? 中華屋で? 普通に仲良しじゃん! 友達ができて良かったね!
そんなこんなでデビューも無事果たせたし、音楽番組出るよ!なテンブランク。
藤谷先生はこれまでの経歴もあってエグい位業界にコネがあるので、手を尽くしてデビュー直後に音楽番組トリを生中継で飾らせて貰う事も出来ちゃいます!(ロケ地は横浜トリエンナーレ等で何度かお邪魔させて貰ってる港っぽくて、知ってる風景にちょっとはしゃいでしまいました)
とはいえ引き換えに過去に色々あった事がプンプンに匂う、まるで藤谷先生のモラハラ系元カレのような空気を漂わせている一大Pと取引したようで、まぁ、その結果ユキノ様が藤谷先生に新曲書いて貰えたならいっか!と心の置き所が、自分でもどこにあるのか分からない気持ちになっている私。
しかし「お付き合いは今回限りだよ」みたいな如何にもツレない態度の藤谷先生にムカついて行う妨害の仕方が完全に大人のやる事じゃなくないですか? 一大Pって。
音楽番組のトリを担ってるアーティストの出番を無理やりキャンセルさせるとか周囲への迷惑のかかり具合がとんでもねぇ事になるので、もっとスマートな妨害を心掛けて欲しいなとか私は思いました(ドラマに対する大人げない感想)
さて、第3話に至るまで女マネの扱われ方に納得いっていなかった私ではありますが(頑張ってる女性が尊重されない描写に対する耐性が年々低くなっております)ここにきて、これまでずっと蔑ろにされて、辛い思いをしてきた女マネに船まで誘導されて閉じ込められる朱音ちゃん!
なんで、船室にメイク室なんて作るんや!
ドラマの展開の都合上?
じゃあ、しゃあなしやね!とそこは物分かりのよい私でいられますが、船が出航してもドラム練習に夢中でしばらく気付かない呑気な朱音ちゃんというのは如何なものか?
余程揺れの少ないスムーズな出航ができたんだろうなぁと操縦士さんの腕の良さに驚きです。
とはいえねぇ? やりすぎじゃない?とは思うものの、まぁ、分かる! 気持ち分かるよ、女マネ!と私は思わず心を寄せてしまうわけで。
ただ、その怒りの矛先は朱音ちゃんじゃなくてアンタの事をずっと飼い殺しにして、何の相談もせずに事を決め続け、貴女の必死な意見を無視し続けてきた我儘情緒不安定自己中プリンセスな藤谷先生に向けるべきじゃないかしら?
あたい、アンタがその気なら深めの穴を掘るくらいは手伝うよ??と思わず心の中で呼びかけてみたり。
それに、テンブランクの事自体は大事に思っているのなら、これで出演キャンセルになっちゃうとテンブランクの業界での評判激落ちクンになるから、一時の感情に振り回されない方がいいと思うよ?ってことで、やっぱ軽めにでもアイツ埋めとく?
と、まぁ、大いに女マネに肩入れしてしまった私ではありますが、朱音ちゃん少女向コンテンツヒロインが大体経験する閉じ込められの実績解除となったわけで、この危機どうやって脱するの?と見守ってみれば、ここからの展開が凡百のヒロインとの違いを見せつけてくれる我らが朱音ちゃんです。
もうね、パワーこそ力!みたいなね。
行け! 朱音ちゃん、体当たりだ!みたいな必殺技で、閉じ込められたお部屋から脱出するも(いやマジで、よく脱出出来たね! タイタニックのケイト・ウィンスレットみたいでかっこよかったぜ!)とっくに海の上を疾走している船の上で呆然としちゃう姿に胸が痛みます。
とはいえ、驚愕のフィジカルを見せてくれた彼女の事です。
ここで指を咥えて番組出演を諦めるだなんて事を私達の朱音ちゃんがする筈がない!
そこで私、大胆予想致しまして「ははーん! 分かったぞ! 朱音ちゃんは泳いで岸に戻るんだな! そしてステージに泳ぎ着くや否や、即座にドラムスティックを握って剛腕プレイを見せつけると、びしょ濡れの謎ドラマーとして世間の話題を掻っ攫い、ユキノ様相手に『誰がみんなの後ろに居るだって? アタシこそが主役だよ』と啖呵をきる。 これだ!」と確信するも、物凄くカッコよく藤谷先生が船の舳先に腰をおろしたまま迎えにくる滅茶苦茶面白ロマンチックなシーンになったので「そうか。 普段、流血沙汰ばかりが巻き起こるジャンルばかりを見ているから忘れていたけど、私の見ているドラマはグラスハートであった。 うっかり、うっかり」と冷静さを取り戻すなどしたのでした。
また、船の上での演奏シーンかっこいいのと奇麗なのと面白いのが私の中で入り混じって、とりあえず髪をなびかせながら演奏する推しは栄養価が高いなと噛み締めながら高岡尚を眺める時間を堪能させて貰ったことも併せて報告いたします。
第4話
バンド物といえば合宿!
既にメンバーのうち三人は抜群の環境が揃ってるスタジオ共同生活しており、朱音ちゃんも大学以外は練習に全部注いでる状況ではありますが、それでもバンド物なので合宿は必須なのです!
藤谷無神経音楽バカ尚季先生はそんな自然豊かな環境にメンバーを連れてきた上で合宿開始直後に無神経バトルを坂本君に仕掛けて、勝手に彼の曲をアレンジした挙句矢継ぎ早に頼まれてもいない問題点を指摘してみせた訳で、これはね、ほんとにね、もっとやり方があるだろー?!?!?!とはなりました。
だが、そういう風に音楽を何よりも優先してしまう天才なので仕方ないよね?という空気作りが佐藤健はとてもとてもうまくって、坂本君もまんまと自分なりのアレンジを模索する事に相成ります。
そんな不穏な始まりを見せた合宿所に女マネが登場し、続いてユキノ様も登場と相成って私のフロアは完全にぶち上っちゃいました!
まぁ、普通にお母さん心で考えると朱音ちゃんという女の子1人が男3人と逃げ場のない森の中で共同生活するとかマジで心配しかないから、そういう意味でも女マネの登場は遅すぎる位だと感じましたし、ユキノ様もチョコとか持ってくる気遣いも出来て大変えらい! よく出来た子! 百億点!!と贔屓目爆発大絶賛です。
恋愛パートの色々があって色々大変だなぁと眺めていると(どうしても興味外なので感想が薄々になる)女マネが野外の調理場で「夕食作る位しかやる事ないし」と言いながらお料理してるのを見て、即座に「藤谷、お前お前お前ー!!!!!」という気持ちがノンストップになる私。
なんか、自発的に行っているとはいえこの場所で彼女に許されているのがメンバーや彼女にとっての招かねざる客が食べる料理を作る事だけという構造が結構私は許せなくて、イーーー!と画面に向かって歯をむき出しにし威嚇などを行ってみたりもしたのでした。
美しい歌声を奏でる喉を持った、飛ぶ為の羽を持ってる人を今みたいな環境に繋いで(繋いでる気がないにせよ、飛び立つ気持ちを奪ってる事に間違いはないでしょうよ)追い詰めるのほんんんんと罪深いよ! 藤谷先生には人の心ないんか?!
よーし、分かった! 丁度山だし、手伝うよ??(シャベルを肩に担ぎつつ)
そんな訳で、夜になったらなんかムーディーに飾り付けまでされたお外で焚火囲んでお歌唄ったり、お酒飲んでご馳走食べたりしてさ、私が知ってるキャンプとは別物級におしゃおしゃですねぇと憧れの眼差しを送ってしまいます。
ここでも藤谷先生は、ブランケットをそれあなたの皮膚なん?って位、着こなしていらして、顔が綺麗な生まれた男の特権だよなぁ。
こんな風にブランケットが似合うなんてとしみじみしてしまいますね。
また、一方坂本君も負けておらず顔が天才可愛いなのでぷんぷん丸最中でも夢可愛いの極致に佇んでる訳ですよ。
で、わが推し町田啓太の顔した高岡尚といえば顔がつるっとして幼い雰囲気の登場人物が多い中で彫刻じみた掘りの深い硬質な美貌と落ち着いた大人の言動が一層際立って、まーーじで色っぽいので事あるごとに「よ! セクシー!!」の大向こうをかけてしまうのでした。
さて、女マネの悪事がバレてテンブランクを追い出される事になり(砂を掛けて自分から出てってやんな!とか思ってました)藤谷先生は忍のように控えていた高岡尚に、その後を追わせる訳ですが先生は高岡の折衝能力にバンド内の人間関係の維持を委ね過ぎだと思うわけ
車の中で女マネと高岡の会話から浮き彫りになるのは彼女がどれだけ惨めな立場に追いやられていたかっていう事だけで、私は原作を学生時代に少し読んだだけで滅法面白かった記憶しかないのですが、その頃よりも当然視点とかが変わってしまっているし、原作の内容も殆ど忘れてしまっていて、勿論彼女の為した所業を全部仕方がなかったで済ます気はないのですが女マネが「女」であるが故に追い込まれた苦境でもあるような気がして彼女に纏わる物語は何だか全部息苦しかったです。
ところ変わって朱音ちゃんとユキノ様の場面なのですが普通にこの組み合わせが好きすぎて、最終この2人がユニットを組んで世界を獲りにいく結末が見たいなどと申しておりつくづく私はグラスハートの柱となっている要素であろう恋愛パートに対する苦手意識が根深いなぁと自覚。
とはいえ、ユキノ様は朱音ちゃんの恋のライバルという立ち位置でもあるので、藤谷不思議メンタルふにゃふにゃ尚季先生に夜這い仕掛けにいったりもするわけですね
それで一大Pの悪事見つけちゃったりして、あ、ここが彼女の分岐点で彼女の物語がここから始まるんだなって感じたのでどうなってくかとても気になりました。
第5話
朱音ちゃん、フられたー!!
いや、でも大人としてバンドのリーダーとして真っ当な判断だと思います。
年齢差やお互いの立場、バンドをバンドとして維持してく為にもそりゃそうでしょ!と思う展開ではありますが、それはそれとしてこれまでの態度を思うと朱音ちゃんがモブおじさんだったら「思わせぶりな事ばっかりしやかって!」と藤谷魔性先生は恨まれても仕方がないな!と憤りもしました(朱音ちゃんがモブおじさんだったらとは?)
まぁ、OKしてたらしてたで「くそくそくそオブくそ!」と吠えてたので人間とは度し難い生き物ですね。(まさか、この時の感想がラストまで見た私にとって盛大なフラグとなっている事をまだ知る由もなかった…)
そんな朱音ちゃんがフられてしまった事を理由に髪色も変えて、ベタなやり口だけどとっととあの厄介野郎の事は忘れようぜ!と応援しつつ、ここら辺りから坂本君の恋心が明確になりだしていって滅茶苦茶恋愛ドラマですね!とちょっと私も怯み出します。
いや、まぁ、恋愛物と明示をされていたので恋愛要素がない方が看板に偽りあり!となるのでしょうが、思ったより恋愛だな。
ていうか、音楽に対する狂気と恋愛描写のどうも恋愛です! いやぁ、恋愛を皆様にお届けしようと思って恋愛しております!という描写の具合がですね、やはり普段は暴力をおかずに暴力で飯を食うみたいなコンテンツばかり好んで見てきた人間には眩しすぎて、ちょっと目が開かなくなってきたりもしたのでした。
だから、朱音ちゃんのお母さんのお店にご挨拶に伺う坂本君と高岡の場面にてYOUさんと町田啓太が相対してたら「ノボルとヤマトの母ちゃんやん」とハイローアースに気持ちが飛ぶのはやむを得ないと思うし、是非とも許して欲しいなと思う。
ちょっと恋愛パートでは心が別の世界に飛んでしまう、そんな私がいることも正直にここで報告しつつその後、藤谷先生の作った曲のメロディと真崎の新曲のメロディが一致してるが為に藤谷先生が当該曲を封印する事を決めた後、ピアノの傍に黒のロングコート着て、憮然とした様子で立ってる高岡尚がね。
もう完全にそういう芸術品というか美しすぎて、その瞬間から物語が頭に入って来なくなって「あれ? なんで今こんなに藤谷Pに怒ってるの? もっと怒るタイミングずっと前からあったくね?」と何度もフォトジェニックな高岡尚を眺める為に映像を巻き戻す事になってしまいました。
そんなこんなで真崎は藤谷先生の母親違いの弟さんだよ!という種明かしがされて、だからメロディが被っちゃったんだよ?というどうにも承服しかねる、盗作疑惑への種明かしもされる訳ですがそこはいいんですよ。
第3話で船に乗って朱音ちゃんを迎えに来る藤谷先生を見た際にリアリティラインから乖離してでも撮りたい画を優先させるドラマ作りが為されている事は理解しましたし、私はそういうドラマ大好きなので全然吞み込めるんですけど、それはそれとして真崎の朱音ちゃんへの振る舞いは令和の眼差しで見ると「よくないよ!」と注意したくなりました。
顔掴んだり、押さえつけたり、よくない! ほんと、そういうのいけないと思う!
腕力で捻じ伏せて言う事聞かせようとするのは恐怖しか感じないし、ヒロインが強引な男の子に為す術もなく振り回されるシーンで胸キュンを生もうという意図があったとしたら、例え顔面が菅田将暉でも最低という感情しか生まれないよ?と私は感じました。
マジで同じ顔した久能君が見たら理詰めで諭されてる行為だと思うので改めて欲しいですね。
とはいえ真崎がそういう振る舞いに至ってしまった心情も分からんでもない。
それはそう。
だって朱音ちゃん相当失礼ぶちかましにきてるし要求もあんまりだと思うもの。
朱音ちゃん、いわゆる健気がベースにあるパワー系おもしれぇオンナ迂闊属性なんだけど慌てて迎えに来た藤谷先生が如き不思議ちゃん系との組み合わせは常識を少しでも持ち合わせて相対すると敗北しかルートが残されていないので、そこに関しては真崎可哀想だなと同情してます。
で! 音楽で勝負だ!と対バン組んだら当日真崎が刺されたー!!
いや、まぁね、ロッカーは女に刺されてなんぼなので!(偏見)
さぁ、どうなる次回?!
第6話
はい、そんな訳でここはまんまと誤解してました!!
女の子ごめんね! でもなんか、刺しそうな雰囲気のお芝居めちゃうまでした!
真崎のファンも真崎もかっこよだよ。
普通に「えー…うそぉ~。 最高の男と書いて真崎桐哉と読むじゃん。 めっちゃかっこいい…」って感嘆しながら泣いてしもた。
長年のファンの女の子の事ちゃんと覚えてて、ファンを大事にしてて、約束したからって刺されても唄うロッカーマジで本物のロッカーすぎる。
こうあってくれってロックスターに望むキャラクターを体現し過ぎる。
菅田将暉が演じた理由がここに集約されているっていうか、加えてお兄ちゃんにコンプレックスを抱いて、その背中を追っかけるんじゃなくて肩を並べて歩きたい弟の役を菅田将暉が演じるの、こう…こう…色々考えちゃうね!
それはそれとしてMCで真崎ファンに呼びかけて、演奏で繋いで、バチバチでギター弾いてる高岡尚の事は「こんなに格好良い人が生きて動いてるだけでも奇跡なのに、しかも?! ギター弾いてる?!?! え? この後、七人の天使とラッパでセッションしちゃうの?」とかちゃんと動揺しておりました(世界が終わります)
その後、突然病院の屋上に中継の為のセット組んで会場と繋ぐ無茶をやってのけるローディの天才ぶりに「出来るかい!」と舌を巻きつつ、何とか危機を脱してライブを成功させた後の野外での打ち上げ場面の高岡流し目に「はい、心臓が停まったよ! ここでいよいよ世界中の心臓を停めにきたねー! ほら、私の鼓動も停まっちゃったよ! どうすんのこれ!」と心臓を抑えながら呻くなどしてみたり。
それから突然の青春フリスビー、あまりにも青春で1人だけ半袖白シャツ大はりきり状態の高岡を愛すしかないですし、藤谷先生がフリスビー取り逃がす度に「剣心は絶対そんな事しない!」と思うのは良くない事だよなと反省はしてます。
で、剣心に思いを馳せたせいなのか突然のYUKIちゃん登場にマジで息が止まりそうな位驚きました。
まじで? 本当にYUKIちゃんなの? え?! いつまで可愛いのYUKIちゃん?!
でも、音楽やめろとか言うYUKIちゃんは解釈違いなんだけど、どういうことYUKIちゃん??と、そんなYUKIちゃんの登場に驚き過ぎて何かすごい大事な話をしてる事に驚きが至りませんでしたが、どうも藤谷先生は天才・天然不思議・生活能力皆無・複雑家庭に加え雷に打たれた際に音楽活動が命に関わる病弱設定が発覚していたようで、後の展開のフラグまで立てて設定の百貨店すぎる!と私は言葉を失う他ないのでした。
第7話
全国アリーナツアーがはっじまっるよー!ってことでライブの光景が途方もなくちゃんとバンドのライブしてて、こりゃあすげぇやと改めてびっくりしましたね。
エキストラの数もエグヤバくて、セッティングもガチのライブさながらで、ネットフリックスの予算の潤沢さには素直にこれからの希望を感じるというか、お金をかけた日本発の映像作品を見せて貰える事には感謝しかないです。
グラスハートは主人公達が「売れない」という困難には一切見舞われない代わりにドラマティックな幾つもの困難を乗り越え物語を展開させていく作品です。
だから、テンブランクのメンバーは生活するための必死さとは無縁で、ネットフリックスの莫大な資金を使って泥臭さとは無縁なままの贅沢な画がずっとTV画面に広がっていて私の知ってるバンド物とは随分趣が違うなぁって。
こんなにずっと綺麗で透き通るみたいな世界を維持したままここまで辿り着かせた事に、ある種の強い信念を感じて凄いしかないなって感嘆してます。
まぁ、だからといって「人間」が描けてないわけでは決してなくて、一大Pの正体に打ちのめされたユキノ様が藤谷先生に向かって「仕事って言ってるけど私、人生です」と言った声がちゃんと断末魔で素晴らしい役者だなと高石あかりを絶賛モードが止まなくなりました。
一方、軒並み藤谷尚季に関わる女が壊れてくなかで、朱音ちゃんが鈍くて無神経な強固さで傍に居続けるのこういう恋愛物のヒロイン必須条件である「メンタルが安定した簡単に狂わない丈夫な女」の凄味がありますね。
そんな朱音ちゃんと比較すればどうしたってユキノ様は惨めで必死だけど誇り高くて、やっぱり滅茶苦茶好きだと思いました。
しかし、一大ストーカーの手回しによってアリーナツアーの会場が軒並みキャンセルになるの流石に「国家権力?」みたいな、理屈の分からなさがあってちょっと笑いました。
マジで一大Pってどういう力の持ち方してるの?
どうしてそんなに権力あるのに髪型が摩訶不思議なの?
あとさ、テンブランクの藤谷先生以外のメンバーはそんな化け物を敵に回してよく呼吸出来てるね!
だって彼らは絶対藤谷プリンセスを奪った蛮族と看做されてる訳で、国外逃亡とかしなくてもだいじょぶそ?と心配になって参りました。
恋愛パートだと坂本君が朱音ちゃんに対して攻め入ったぞー!という展開ですが、相手の承諾を得ていない急なバックハグは普通にアウトなので改めた方がいいって私は思うし、グラスハートに出てくる男達は朱音ちゃんに対してのアプローチが全部邪悪なのでこればっかりは作り手側もこれはちょっと間違えてるなって気付いて欲しい次第です。
第8話
見せてやるよ、常に見るものに美の暴力を奮い続ける略して美暴の男が天才魔性の男に狂わされる、その瞬間をな!みたいな冒頭場面でしたね?
まぁ、私も「なんだ美暴の男って?」とは分かってはいるのですが思いついたので書かずにはいられませんでした。
いや、しかし私は「高岡尚、ここで藤谷先生に狂ったんか! 災難でしたね!」と同情を寄せつつも、藤谷先生と高岡がここにきてとんでもない密度で相対する場面が全部大好きで、スタジオにおいて佐藤健の役への入れ込み具合を示すみたいに頬が削げ鬼気迫るやつれた妖艶な姿と、本当に何も欠けない完璧で揺らがない激怒してても美しい町田啓太の姿が向かい合って音の形をした情念をぶつけ合うシーンは見応えがあって息を呑みました。
ここにきて完全に高岡尚が私を狂わせにきてるとは分かったのですが抗う意味とかある?って具合に、正気を奪いにくる展開に素直に身を任せるしかなかったです。
最後の最後に高岡尚に愛してやまない自分自身そのものな己の音楽を無理矢理壊させてお礼とか言っちゃう藤谷先生がマジで倒錯的で、ほんとにこの2人はある種の壊れ関係が過ぎる!とずっと息を詰めて握り拳のまま力いっぱい集中視聴していました。
マジで全身の力を込めて見てた。
そういう態度で臨むに足る名シーンだったと思う。
その後、音楽以外の全てをないがしろにしていた藤谷先生を台車に乗せて運ぶ高岡はパワー系お母さんだし、なんだかカンガルーの親子っぽくて可愛いオブ可愛いでしたね。
また、そんな二人の場面の合間に差し挟まれる一大Pは、いやぁ、ほんとにえーと、いよいよちゃんと気持ち悪くて私は嬉しかったです(こういうキャラは気持ち悪くてなんぼなので)
さあて、病気の事が高岡にバレてここからが面白くなってきました!!
て・い・う・か、そもそも隠すな! 病を!!
とりあえずは治療に専念しろ! まだ、若いんだから!
そう私も藤谷先生の大人としてどうなの?な覚束なさにイライラしつつも、まずはね!
LDH産ハイロー仕込みの町田啓太の暴力ムーブごちそうさまです!と私は直立不動で大声を張り上げたい。
そう私は常に、虚構の暴力に飢えている女。
スタジオでのぶつかり合いよりも遥かに高岡が憤怒してるの、この人にとって絶対に譲れない「音楽よりも大事な存在」が藤谷先生である事の証左でしかなくて、その事についてどう思うの?とあたしゃ藤谷先生の両肩を掴んで揺さぶってやりたいね。
だから高岡尚という人はちゃんと人で、しっかり人を生きていて多分他の3人より全然人の世界にいて、それでも壊れずに欠けずに、藤谷尚季の音楽を支えてきたのだと思うと愛しくて堪らない気持ちになりました。
いやマジで藤谷先生は高岡尚を宝物にしてほしい。
心から大事にしてくれよ、高岡尚の事をさ。
んで、その為には自分を大事にしろマジでマジでマジで。
2人の始まりの物語は全部最高すぎて、この二人のエピソード0を次回作シリーズで下さい!とか両手を差し出したいし、再びの山田孝之からの誘いを袖にする町田啓太を見られるのはグラスハートだけ!と情緒も無事おかしくなりました。
いやぁ…Netflix入っててよかった(噛み締め)
また、最初の出会いで高岡の事をフって以降の掌返しからの藤谷先生の全力口説きの威力が凄くて、全力で自分が欲しいものを手に入れようとしている時のあの可愛いも綺麗もごちゃまぜにした魅力的としか言いようのない先生の存在感はなんなんでしょうね?
こりゃ、関わる人が皆狂っちゃうの致し方なしと大いに納得させられました。
そんな魔性の藤谷姫が病バレにより音楽に関わる全てを取り除かれた部屋に閉じ込められるも、2階まで壁伝いに登ってフィジカルの鬼こと朱音ちゃんが彼を救いに来るのを見て、ああこの子は藤谷姫の王子様なんだなってやっと気付きました。
これは音楽の国の王子様とお姫様のお伽話だったんだなって。
その時やっと気付いたんです。
第9話
夜に駆け出す2人の姿のエモさに誤魔化されそうになりますが、ほんんんんとに迷惑な2人だなあ!!!
衝動に身を任せて、心から心配してる人達を蔑ろにして、駆け落ちというより心中みたいだと思って見てました。
だって、これで藤谷先生が死んだら朱音ちゃんは生きてはいないでしょうから。
そういう意味では、大人の藤谷先生の方が相当悪いです。
まだ学生の女の子に命懸けなんてさせちゃいけない責任があると思います。
だから、病院で高岡が朱音ちゃんに怒るのは、もう感情としてはしょうがないのかもしれないけど「いや、でも悪いのは藤谷先生でしょ」って強く感じました。
どうしたって、朱音ちゃんは子供の顔をしていてこんな子を誑かして自分を攫わせた藤谷先生の方が悪辣に思えてしょうがないし、多分高岡もそれは分かってると私は思ってて。
悪いのは藤谷先生だと分かってるのに「人殺し」なんて言葉をぶつけずにいられなかった彼の事を、この後出てくる女マネじゃないけど「子供だな」とは思いました。
人殺しだと罵られるべきは藤谷先生だけど、藤谷先生の事が可愛すぎて言えない罵倒を嫉妬している朱音ちゃん相手にぶつけるのは心のコントロールが出来てなさすぎる。
でも、真っ当に心配して真っ当に守ろうとした高岡より朱音ちゃんのが藤谷先生の傍に行けたの、とても辛いなとも思います。
相手を想う故の行動が、高岡と朱音ちゃんでは180度違っちゃってたんだよね。
高岡の方が「人として」正しい。
でも、音楽に狂ってる人にとってはそうじゃなかったし、音楽に狂ってる人だから高岡はこの世の何よりも大切に藤谷先生の事を想ってたんだよね。
理不尽な話だよね。
この辺りから藤谷先生は頬骨が浮き出て、喉の血管がくっきり浮かび上がった痛々しい位に痩せた姿になっていくのですが、役者としてやれる事全部やってんだろう佐藤健は素直にかっこいいと思います。
この作品の責任者として役者の自分が出来る事全部、この作品に詰め込んだんだなと考えると、これ程の機会に恵まれて幸せな人だなとも感じました。
私は冒頭にも書いた通り原作の内容を殆ど忘れてしまっているので、佐藤健の藤谷先生が原作そのままかどうかは一切合切不明なんですけど腹が立つし、酷い人間性だと思いながら藤谷先生の事をとても魅力的な男である事はどうしても認めざるを得なくて、それは佐藤健という人が演じているからだろうなって素直に認めてしまうのです。
回想シーンで一大Pに藤谷先生が言うじゃないですか?
「あなたは僕から自由になっていい」って。
これ言える人間は限られてて、藤谷先生は間違いなく言える側の人間として生まれ、生きてきた人なんだけど本当にこの台詞に至るまでの一大Pと藤谷先生の歴史を踏まえてみればこの台詞は残酷の極みで、藤谷先生の根本的な冷酷さと優しさを的確に表現する台詞だなって痺れました。
そういう冷酷で優しい男に幸せにしてあげるから一生隣にいてなんて言われるのは高岡だけなんだから、もうそれ以上はないと思うんだよ。
そんでさ、高岡の一生分藤谷は生きなきゃダメだよ。
だから、本当にこのドラマの主題に対して物申してしまうのも大変申し訳ないのですが、藤谷先生と朱音ちゃんが恋人同士になる展開には何だか残念を感じてしまったというか、私にとっての最大情緒ぶっ壊れロマンスが、あの車の藤谷先生と高岡の場面で訪れてしまって、もうこれ以上はいらない。
このドラマでこれ以上を求めないと強く望んでしまったので、この後に展開される三角関係の終焉であったり朱音ちゃんの為に曲を作ってあげたりする藤谷先生を見て「そうかああああ。 いや、王道ラブストーリー言うてましたもんねぇ。 男同士のクソデカ感情だけでは終われないっていうのが世にいう『王道』なんでしょうねぇ」と肩を落としたりもしたのでした。
いや、そもそも原作は坂本君ルートだと知ってたので、ネトフリは先生ルートに行くのかって、それまでの物語が明確にその最終地点を指示していたにも関わらず、ちょっと驚いたり。
これ、完全に私の偏見で申し訳ないのですけど「恋愛成就する藤谷先生」が解釈違いというか、これ成立したら藤谷先生の藤谷先生っぽさが損なわれない?とか勝手な事を考えてしまった訳なのですよ。
実生活の幸せを全部諦めて音楽に全振りしている狂人だと思っていたので「好きな女と結ばれるんかーい!」みたいな気持ちに陥ってしまいました。
そもそもこういう男がまともに誰かと恋人関係だったり、夫婦関係だったりを維持していけるとは思えないんですけど、朱音ちゃんもメンタル鋼な理解のある彼女ちゃんなので案外末永くうまくいくのかしら?
で、各メンバーと藤谷先生が決着つけて、物語もクライマックス。
どう見てもメンタルが危険なユキノ様からの暴露により、曲パクリバレて一大P肝入りのフェスがキャンセルになりかけて、そこで女マネが手配したトラックが乗り込んできてテンブランクがフェス乗っ取るというね。
まぁ、もうこれが現実的に可能か不可能かとかは考えてもしゃあなしなんで、アーティストが軒並み参加しない事を知り客らが帰る最中にかっこいい車で乗り込んできてかっこよく登場するテンブランクかっこいいね!みたいなね!
女マネー! なんで帰ってきたんや女マネー! 素直に「やめた方がいいと思うよ?」って説得したいぞ、女マネ!と憤りつつ、とりあえず、このシリーズのラストを飾る野外ライブの準備が相当強引にではありますけど整えられました!
第10話
白熱のライブを前にして野暮ではありますが第9話がなんか恋愛成就して良い感じに終わりましたが、藤谷せんせの病気は大丈夫なん?とは首をかしげておりました。
この野外ライブ後にしっかり休んで治すってこと?
それが出来るんだったら、なんでもっと早くにやんなかったの?とか疑問は尽きませんが、最終話しっかりライブを見せてくれるって事で錚々たる面々に作っていただいた名曲揃いという事もあり、出演者の演奏も大舞台に恥じぬ素晴らしさでラストライブは虚実入り混じってて大変圧巻だと思いました。
私、音楽に対しては「NO MUSIC YES LIFE」を信条にしておりまして、マジでなんも分からん。
いい曲とダサい曲の区別一切つかんし、好き嫌いでしか語れないんですけど、そんな私ですら「音に爆裂に金かかってるし、曲は全部全部素晴らしいし、日本製のバンド物のライブシーンとしては歴史に残るレベルでこれ、凄いんじゃないの?」とか大袈裟じゃなく感動しました。
ほんで、このライブはなんか生配信もされとって自分の店で配信を眺めながらYOUさんが物語の最後に相応しいセリフを述べる訳じゃないですか。
なんか、「音楽は突き詰めるとうまい下手じゃない」みたいな台詞を。
YOUさんは声の性質もあってハイローでもそうですが含蓄のある事を言って物語にラインを引くのが職人技だなと感服。
最終回なので全員集合!って感じで一大Pにとどめを刺したユキノ様がいらして、自分を操り人形扱いした支配的なクソ男と決別する姿がマジでマジで最高だったし、ずっとこのドラマで見たかった姿すぎてさらに大好きになりました。
実写版グラスハートは男性に好き勝手に扱われても、抗わない女性の姿が比較的多かったように思うので彼女がここで全てを賭けて闘い抜いた事を本当に美しい!って称えたい気持ちでいっぱいです。
このドラマのもう1人の主人公は間違いなく櫻井ユキノだと思います。
高石あかりがユキノ役である意味がとても伝わってきました。
真崎の登場もテンションがぶちあがりましたし、やっぱりこのドラマの見どころはライブシーンに尽きるなと実感するばかりです。
最後の曲のグラスハートを演奏し終えたところで終わるラストの余韻も素晴らしく「完走した!」という達成感と合わせて浸らせてもらいました。
という事で長々と書いてきた感想文はここでおしまいです。
私的にはライブシーンの素晴らしさがとてつもなく、また高岡尚で存分に気を狂わせてもらえたので満足です。
あとは、恋愛シーンがこのドラマの賛否の分かれ目になってくるのかな?と思うのですが、あの恋愛の数々を人気を得るための「戦略」として製作者ならびに佐藤健Pがねじ込んだのだとしたら「もう、あんまりそこは求められてない時代だと思うよ」と言いたいのですが「やりたいんだ。 ネットフリックスで恋愛物が。 日本製の恋愛物で世界に勝負したいんだ」と心から演じたくて役者・佐藤健が望んだ展開だったとしたら私は「好きじゃないけど、とても綺麗なシーンばかりでよかったよ。 沢山の人の心に響くといいね」って心から言えます。
そのくらい、佐藤健という人の野心を、野望を、世界に届くコンテンツを作りたいという気持ちを応援したいし、結果を残せますようにと祈れる位には彼の挑戦を素晴らしいと思っています。
ではでは、ここまでお付き合いくださりありがとうございました!
町田啓太ファンミ in 羽田キッチン(第一部)感想文
席番は滅茶苦茶見易い席でした
距離も程よく、視界を遮るものなく、ノーストレス・真正面!
第二ターミナルと第一ターミナルを間違え事件(あるある!)とかを差し挟みつつも、無事に入場してグッズも買えて、私は「さぁ! いつでも来い!(急いで顔の脂をビオレシートで押さえつつ)」と待ち構えます。
登場するぞ!みたいな音楽が鳴り始めた頃、客のボルテージもMAXになり客席から自然と手拍子が始まります
見渡す限り嬉しげで少し緊張した面持ちの客の前に満を持して!というよか申し訳なさそうに川本成さんが登場して私的には「川本さん! 今日の司会は川本さん! すごい! 嬉しい! 安心!」と一気に心が浮き立ちました
今回のファンミの勝ち戦が決まったぞ!とお芝居で滅茶苦茶機転の効く活躍を拝見してる私としては一際手を強く打ち、元芸人という事もあり川本さんは持ち前のトークスキルでガンガンに客を暖めてくれました
「手拍子して貰ったのに出てきたのが僕ですいません」みたいな事を言いますけど「やったー!!」ってなった人沢山いたはず
とにかく、なるはやで!町田啓太を客の前に!の川本さんの気持ちが強く感じられるスピード感で呼び込まれ、お待たせしました、町田啓太の入場です!
会場の後ろから現れた町田さん
みなさんご存知の品のある肩くらいの高さでひらひらと白い手を振りながら歩く姿に「天上人過ぎない?」「その者青き衣を纏いて…過ぎない?」と私は何度も目を瞬かせていれば身体の殆どが脚!なのであっという間に壇上に立ち嬉しげに皆を見回して「圧巻ですね(絶景だっけ?とにかく、そんな感想!)」と述べられました
お洋服は公式写真にあった通りの薄い水色のシャツに白い毛糸のベストと黒のスラックス
大学生みたいにも見えて「どうも爽やかの化身です!」といった具合
真っ白で非の打ちどころなんか一つもない顔をして満面に笑みを浮かべる姿は、奥歯溶ける位甘めの可愛い綺麗なお菓子みたいな印象で実際、私の顔面の要素全部が通常時より相当垂れ下がりました
短髪もほんとにキラキラ可愛くて「すげーな。 このビジュアルで命があるんだもんな。 こんな生命体、神様は私の10000000兆倍造形にこだわったんだろな」と惚れ惚れ
寿命伸びるんだか削られてんだか分からんけど、いずれにせよ私の生命活動の何かしらに今、町田啓太の美貌が著しい影響を与えてる筈!という確信を覚えつつ、川本さんに感想を聞かれ「語彙がなくなってるんですけど」というような前置きをして「うれしいです」と言う笑顔が掛け値なしガチのガチで言ってるよー!という事を表していて、私は思わず膝の上で小さく推しを拝んだりしたものでした
なんかさ、心底尊いって思っちゃってさ
町田さんがやりたくてやってる場所に立ち合えてると思うと機会全部が尊くってさ
で! 川本さんが今回司会になった経緯は町田さんが「勇鐘」と「JAMザリサイタル」の脚本でお世話になり、色々と無茶苦茶な劇団ちゃん達をうまくまとめてくれたから、もうこの人しかいない!と思い定めて依頼したとのこと
勇鐘でも、町田さんは相当川本さんと話し合ってより良い舞台にしようとしたみたいな話もしてて、あの時のご縁がこういう風に続いてるのとても嬉しいですねまた舞台やっとくれ川本さん脚本でやってくれ(間髪入れずに願望を口にするストロングなスタイル)
川本さんは町田さんに今回ファンミ初開催に至った経緯も聞いてくれて、長年役者やってて役者としてのイベントはあるけどお客さんに素の町田啓太として会える機会がこれまでなかったから、スタッフさんと話し合って「やってみるか!」となったみたいな事を教えてくれて「そうなんです! 町田啓太に会える機会、本当にないんです! よく気付いてくれました! ありがとう!」と感謝の気持ちで破裂しそうになりました
テーマは「ごきげんな時間」という事で町田さんも我々もごきげんな時間過ごそうぜ!という事を目指してイベントスタートです!
さて、最初のコーナーが我々から募った質問のうち数が多かったものをまとめて「仕事」「プライベート」5つずつに分けお客さんの拍手の数で答える質問を選ぶという方式で「仕事」では最初にこれまで演じた作品で他の人が演じた役のうち自分が演じてみたい役はあるか?というような質問でした
これはね「沢山あるんですけど」の前置きの後「フィクサーの設楽を演じたい」とのご回答
二面生のある役がやりたい
一人の人物なのに幅広い役が出来る事に惹かれるらしく、ここから川本さんとの演技トークが盛り上がり、そもそも町田さんとしては役だけでなく芝居全体を理解してお芝居がしたいという言葉に「ああ! そうだよね!」と川本さんが深く納得したり(ここ、役者と作り手という関係が強く感じられてよかった)、自分が演じる役の一番の理解者でありたいと言うのに「今の言葉は番組だったらテロップ出てた」と川本さんから名言認定受けたり、役者としての真面目な姿勢がとても感じられて興味深かったです
誠意の塊みたいなのよ、役への取り組み方が
最初の質問から芝居トークが止まず、ひとしきり盛り上がって「僕、喋るの好きなんですよ。 知ってました?」と、客に水を向けてきたところとか、とても無防備可愛かったなぁ
てか、なんか全体的にファンを信用してくれてる振る舞いが多くて(油断じゃなくて)推しの信用に値するファンでいたいなという思いを新たにしつつ、次は「複数の役を演じてる時の切り替えは?」という事で、なんか今ねめーーーーっちゃ忙しくてヤバいらしいです
「うれしいこと」「ありがたいこと」という事は前置きしつつ、忙しさを訴える仕草・声・言葉選び、表情が全部可愛かったので私が形態模写して皆さんにお伝えしたいけど私の形態模写で伝わる町田啓太の可愛さがなんてこの世にあるか! 舐めんじゃねぇ!と、すぐ正気になる位に全部可愛くて「大河しかやってないだろ!とお思いでしょうが、色々あるんです」と心からの声で訴えてくるので我々も「うんうん」と頷く他ない心境に
今は発表出来ないけど、色々控えてるのもあるとの事で「楽しみに待ちたいですか? 早く知りたいですか?」の二択では圧倒的に「早く知りたい」が支持を得て「で・す・よ・ねー!! 俺もだもん!」ってなってました(可愛い)
ファンミ中結構な頻度で「つい、言っちゃいそうになる」とか「俺、結構あるんだけどポロっと言っちゃうんだよね」とかこぼしてて、今回のファンミ自体早く言いたかったのにずっと止められててもどかしかったそうでした。
川本さんが「そんなに言いたくなる位の予定がこれからあるって事が、ファンにとってはうれしいですよね」と綺麗にまとめて下さって「それな!」と会場中の心が1つになったところで、肝心の質問への答えは「切り替えは案外すぐ出来るタイプです」という事らしいです
同じ役で現場に入る期間が空いても衣装とかメイクをして貰ってるうちに役が入ってくるらしく「衣装の力とか凄いんですよ。 公任とかもあの格好になると公任になる」という事らしく、その際に見せてくれた「スン」って具合に公任様を降ろして背筋をピンと伸ばした佇まいが「公任様役の町田啓太の誇張した公任物真似」みたいな複雑な状況なれど面白可愛くて、心の中で「キャッキャ」と私は手を打っていたのでした
さて、今度は「プライベート」な町田さんについての質問に移ります
町田さんのプライベートに関する質問事項の中で選ばれたのは「好きなコーヒー(スーパー・コンビニで買える系)」「好きな香りの物・香水」「嫌いな行動・事柄」という事で(ちなみに、好きな色は?の質問は支持率低かったのですが、即答できるよ!って事で「青系!」と文字通り即答いただきました。 じゃあ、今のおべべは好きな色着てるのね~、よかったねぇっておばあちゃん面になったの私だけじゃない筈)、結構ニッチな項目が上位に選ばれたせいか我々物凄い推しから疑いの眼差しを向けられまして
「ほんとに知りたいんですか??」って何度も、何度も尋ねられてしまったり
もう、疑りぶかいおっきな猫ちゃんみたいだった
犬みたいって言われがちな推しですが、元劇団員のぶまちコンビの片割れのぶには「劇団で一人だけ猫タイプ!」ってラジオで言われてたの私は墓場に行くまで抱えて生きていきますし、中国?とかでは「馬」とか言われてるみたいだし、ほんとに私の推しは大和撫子七変化ですね!(ファンミが楽し過ぎて、とうとう脳が末期に至ったファンの末期に至った感想)
実際、好きなコーヒーも香りも答えられても「へえ」っていう反応しか返せないと言いますか、こと私に関しましてはコーヒーは飲めない(極端な子ども舌の為)ですし、香りについてもマジで分からんもん
良い匂いといえば食べ物の匂いでしょ?位、分からんもん
コーヒーはコンビニやスーパーじゃないけど、アメコ(宣伝じゃないですよ!って予防線は張られましたし、アメコのコーヒーは勇鐘の時にコラボで飲んだけどコーヒー嫌いの私にとっても美味しかったです)、スタバ(キャラメルマキアートのトールサイズだそうです。 カロリーの化け物である事は知ってる。 そんなもん頻繁に飲んでて、あの体型なの燃費が外車なみとしか思えん)、illy(イタリアのコーヒーメーカーなんですって! 何もかも知らん世界や)、自販機では生成り色のBOSS(味も分からん。 生成り色がどんな色かも頭に浮かばん)との事で、合間合間に「これ、ほんまに知りたいんか?」疑惑を差し向けられつつ(そして川本さんに「同じ物が飲みたいんですよ」とか「ここら辺一体の自販機から同じ缶コーヒーがなくなります!」とかフォローされつつ)お次は好きな香りを答えてくれます
これはもう、コーヒー以上に分からん!
覚えてるのはトムフォード位!
ただ、きちんと覚えていらしてる方がSNSの海に放流して下さっているので、そちらでご確認下さい(潔く丸投げ)
町田さんはご自身の鼻について「バカなんです」とか表明されてて「花粉症だし、スモークとか焚かれると大変な事になる」らしく、そういやノボルの泣きの芝居も先に鼻水が出てきちゃってたもんな…と懐かしく思い出してみたり
で、この話題の時だっけかなぁ?
お鼻弱々トークの最中に顔をくしゅってされて、それが「ひぇ」って息を呑む位可愛くて、一日で浴びていい可愛いの限界量を超えて、私は今世界で一番可愛いが発生してる場所にいる…とか壮大な実感を得てしまったのでした
まぁ、御存じの通り町田啓太ほどの男となると鼻水と涙とアルプスの天然水なんか、大体成分一緒と学会も発表してますが(私調べ)「だから好きな匂いを嗅ぐのが好き」らしく、えーと、ディ…ディ…ディプティック!(SNS検索した)とかいうブランドはキャンドルが商品にあるんですよね?
そこのキャンドルとかも結構自宅で焚いてるそうです
そんな、おうちでキャンドルを焚いてる発言に川本さんがしみじみ「おしゃれだな~」という事を仰って、町田さんの定番言動でもある褒められるとおとぼけエピソードを噛ませたくなるを発動し、そのキャンドルが薄くなってきてから火を付ける際に裏返しにして火傷しそうになるトークを「あちっ!」っていうお芝居まで付けて聞かせてくれたのですが、こちらも川本さんはおろか会場中の共感を得られず「俺だけ? 俺だけ?」と首傾げちゃんになっておりました
もうね、ここら辺は正直私の生活仕様と違いすぎて全編分からんかったけど、ずっと可愛いのは分かったので「可愛い! 可愛いよ!」と歌舞伎ならばいちいち大向こうを差し挟みたかったです(無粋)
で、最後に時間的には何とかこれも答えられるかな?って感じで「嫌いな物・事」ですが「さっき、花粉とか言っちゃいましたしね」というような事を川本さんが言えば「これはありますよ!」と町田さんは請け負って「漢字!」と大発表してくれます
ひゅーー! かーーーわうぃーーー!!!
大河は漢字ばっかりだし、イエナガは強烈な台詞量だし、間違えると恥ずかしいし、台本に「こうやって…」と背を丸めてふりがなを付ける仕草を見せて「全部書き込んでく」と仰る程に努力をしてみるものの、読み合わせで「ちょっと発音が違います」とかも言われるらしく「本当に恥ずかしい」と顔に手を当てるような恥じらう仕草を炸裂させます
私なんかからすれば「その位の欠点がなんだ! 町田啓太の見た目をもってすればひたすらに可愛いだけじゃないか! 私なんか常にマインドが太宰治の『人間失格』冒頭なんだからな! 恥の多い生涯を送ってきましたなんだからな!」と憤るものの、憤る理由もないなとすぐに冷静になったので、えらいねって自分で自分を褒めたいと思います
で、この辺りからスタッフより「巻きで!」とお願いが来るようになったっぽいのですが、余りに前半も前半じゃない?
いちいち盛り上がり方が凄くない?とか思い返しつつ、次は「深掘り町田(アンケートBOXよりくじ引きして質問に回答する方式)」のコーナー!
引き当てられたのは①「サンドウィッチマンさんの同級生の方(?!)が帰れマンデーに出演した際、本当にずっと歩くのか? そしてサンドさんの印象を教えて欲しい」②「忘却! 申し訳ない!」③「次に演奏したい楽器は? また、今日ここで楽器を演奏して欲しいです」④「やってみたい役柄は?」⑤「劇フェスで一番楽しかったのは?」あたりかな?
順番については自信がないです!
②については確か最初の方と同じテーブルにいらして「そこら辺が当たる事になってるの?」「あなたもサンドウィッチマンさんの同級生ですか?」とか川本さんに一頻りイジられてた記憶があるのですが質問の内容がマジで思い出せない!
何だっけかなぁ?
覚えていらっしゃる方がいれば、是非とも教えていただけますと大変嬉しいです!
ていうか、川本さんスタッフさんに「いけるよ。 いっちゃおう、いっちゃおう」って何回も言って沢山の質問を町田さんに引かせてくれて、私達を限界まで喜ばせる事だけを考えてくれてて本当にありがたい以外の感情が死ぬ
舞台で私の舞台推しと共演した時も本当に面白くて優しくて素敵だったし劇団EXILEの舞台脚本をまた書いて何もかも面倒も見てくれ(賞賛からシームレスに願望をぶつけるストロングスタイル)
そんな感謝の念を改めて抱きつつ、①帰れマンデー出演時の思い出については前提としてご自身の気質的にバラエティが本当に得意じゃないとの事で、こういう場なら楽しくいられるけどバラエティで求められるのは「町田啓太」なので役でもないし、どうしたらいいか分からなくて特に若い頃は何言われても「ハイ!」って感じで「俺、何言ってんだろう?」ってなりがちだったと
他のお仕事は事前の準備が出来るけどバラエティはそれが出来ないから苦手というようなお話の上で、それでも帰れマンデーは凄く楽しくて、マジでずっと歩いたそうです。
ちょっとは「そうは言っても途中で車乗ったりするんじゃないの?」とか思ってたけど、そんな事は一切なく! 事前に歩きやすい靴とかも指定されてて誤魔化しなしに歩くし、しかも町田さんは二回サイコロ振らせて貰ったのに二回とも「1」だったもんだから大変気まずい思いをしたという事でした
チンチロチンならピンゾロなんて圧勝の出目なのにね!
サンドさんはとてもお人柄が良く、カメラの前と素の時に態度の変化もなくて、また番組に呼んで欲貰えたらなと思っているというような事をお話ししてくれました
②は前述の通り、どんだけ頭を捻っても思い出せないので割愛させていただくとして③は実は同じテーブルの方が引き当て当てられまして、直接対話の機会に恵まれたファンの華やぎの空気を間近に浴びる事が出来てこちらまで嬉しかったです
楽器については「ここで演奏して欲しい」の要望に「無茶ブリしますね!」と慄きつつ「今、ここでだと口笛なら出来ますけど」って感じで口笛を吹いたり、指を鳴らしたり
そのいちいちにファンは喜んで拍手したりして絵に描いたみたいに平和な空間でした
いや、今になってみると「口笛を吹いただけやで?」とか「指鳴らしただけやで?」と冷静な私が言うんですけど、楽器のない場所で咄嗟に口笛吹いたり、指鳴らして見せてくれる推しの「その時出来るだけの事をする」姿勢が素晴らしくありません?
川本さんが「俺、全然口笛吹けない!」って言って、口突き出してフスー!ってして町田さんを相対的に格好良く見せようと併せて振る舞うとこも含めて素敵だぜ!って思っておりますし、この全ての行動がこの後にある二人息を合わせてのサプライズ隠しだったのだと思うと、余計に素敵だぜ!の気持ちが高まっております
質問への回答である挑戦してみたい楽器はピアノだそうで、町田啓太にピアノって鬼に金棒、虎に翼、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花みたいな事でしょ?(パニック)
もう似合うっていうか絵として出来すぎじゃない?
このピアノに関しては今でも後悔してるらしいんですけど上二人の姉がピアノを習っており、町田さんも物心つくかどうかの年齢の頃にピアノの先生の元に連れてって貰ったのですが、一切ピアノに興味を示さず外を走り回っていたそうで、ピアノの先生にこのまま外で遊ばせてあげてた方がいいという風にピアノへの道は閉ざされたエピソードを披露してくれたのですが、この時の子供の無邪気を指して「あの時やっておけばよかった」と後悔してみせるわけですよ
なんか物凄い実感こもった様子で「後悔してるんですけどね?」とか言うから自分の判断に誤りがあった出来事なのかと言えば、無理じゃん! 物心があやふやなんだもん! そんなリトル啓太の遊びたい欲の責任とか取りようないじゃん?
このファンミ中何度も見掛ける(そして、世界で30人しかファンが見られてないプリロワ先生王子ミーティングでもしばしば見掛けた)イベント中謙虚ハラスメントが過剰過ぎて、司会の方がフォローを入れる件は今回も頻発しており、この時も川本さんが「その時町田君がピアノに興味を示していたら、今の町田君に皆さんが会えなかったかもしれないんだから。 やりたいならピアノは今の町田君に積み上げていったらいいんだよ」と述べてくれて、ほんとにマジで劇団EXILEの舞台を…(以下略)
④の「やってみたい役柄」についてはすでに「仕事」に関する質問コーナーの回答と重複するとこがあるので、軽くまとめた感じの話だった記憶があるのですがそれでも町田さんがきちんと質問者さんに「これでよかったですかね?」と確認してたところが丁寧で印象的でした。
⑤「劇フェスで一番楽しかった時」はもう、巻いて欲しいスタッフさんとお客さんを喜ばせたい町田さん&川本さんの摺り合わせ感が蔓延する慌ただしい空気の中ではありましたが気配斬りでおのちゃを真っ向斬りにした時の話をイキイキとする町田さんを見られたので思い残すことは何もないです。
私は全劇団員に優しく丁寧で尊重する態度を保ち続ける町田さんがおのちゃ限定で見せる体育会系先輩ムーブが大好きで大好きで、そんなおのちゃを対戦相手に迎えてどんな様子だったのか私は劇フェス第一部だったので知る由もないのですが(配信くれよ!)それでも、アダルトチームが圧倒的有利な状況で全体の空気を読みながらも勝たずにいられなかった町田さんのおのちゃに対する負けん気と183センチから真正面に振り下ろされる真っ向斬りを食らったおのちゃの心境を思うと幸福感すら覚えてしまって、いつでもニコニコしてしまえるのです
さて、そんなわけで大層大盛り上がりした質問コーナーを終えてグッズ紹介の時間が設けられました
これ、普通のイベントなら販促の側面が強くあるのですがネット販売開始直後に即完売、トラステでも売り切れてて、会場でも長蛇の列が出来てる状態だったので「買って下さいね」というよりはグッズの成り立ちや裏話を聞いてお迎えしたグッズへの思い入れをより一層強くして貰おうのコーナーみたいになってました
てか、町田啓太が滅多とない「(再販するよう)圧をかけます!(キリッ!)」宣言をする程にグッズが欲しい人に行き渡らなかったであろう状況が可視化されていて、これからファンにとって嬉しい流れになるだろうって信じています
なので、チェキの話もイタリアで撮ったらしいのですが自撮り下手くそマン過ぎて奇跡的に撮れたお写真をみなさまの元に!って話や、受話器持ってる写真は「もしもし」って書こうとしてキャスの口癖「sorosoro」を書いちゃった!の話、「KtoK」って描いてある写真とギター持ってる写真は寛ちゃんに撮って貰っててギターも寛ちゃんに借りました!という話や(寛ちゃんをデロデロに甘やかす町田さんの話が大好きなので写真撮影のご飯をご馳走したり、肩を噛ませてたりしたらいいなって思いました)(肩を噛ませる事が甘やかしになる先輩・後輩関係ってこの世に他にある??)、マジで聞いてて嬉しい話しかなかったので買ったチェキ風写真セットを大事にしようと心から思っております
巾着もグッズは何がいいか凄く悩んだけど、結局自分が欲しい物にしようって事で公任様のオレンジとベージュの巾着袋にしたんですって
描かれている色んなモチーフの中にも含まれている眉毛の太い可愛い犬のようで実は馬らしいキャラは大河撮影中にお絵描きして生まれたものらしく「電子ペン」で描いたというものだから、川本さんが「電子ペン聞いた事ない。 ドラえもんのひみつ道具みたい」と突っ込んで、突然町田さんが「電~子~ペ~ン~!」とドラえもん物真似をしながら道具名を口にされたので私は「大山のぶ代のドラえもんになるよね。 どうしても」と驚きながらも、「それにしたって似てない!」と判定させていただきました
いや、ファンとはいえね、そこは正直にいきますよ!
ドラえもん(大山のぶ代)世代なんでね!
寒くなってきたので秋らしく巾着袋の素材はコーデュロイにしたよ!なこだわりが光り、町田さんは旅行の時とか小物を収納するのに巾着袋を使ってるらしく、私もポーチだの巾着袋だのはまぁ、幾らあっても困りまへんからな(ガッハッハ)の国の人なので活用させていただこうかと思います
それでは続いてのコーナー!という事で「町田クイズ」!!
このタイトルから分かるとおり我々ファンが町田啓太に関するクイズに解答し、ライバルを町田啓太知識で叩きのめし、最後まで勝ち残った客に何か特典が!!!みたいな血で血を洗う戦国クイズではなく、マネさん曰くスタッフに対して大らかで丁寧な町田さんですが忘れっぽいところがあるという町田さん自身にマネさんスマホに納められている動画ないしは画像にまつわる過去の言動を思い出して回答して貰おうというクイズになります
なんでやねん!!!
町田さん自身何も知らされてなかったらしく「俺が答えるの?!」ってなったし、私達は「推しが答えるの?!」ってなって、思わず劇フェスで大玉転がしを客が行うと知った時の「私達がやんの?! 推し達ではなく?!」の感情が蘇りました
CLの番組含めてマジで発想が常人にない時があるんだよな、劇団ちゃん周りのイベントって
そういうとこ、好き
賞品は川本さんからのハグ!という事でステージの上でどんな出題がされるのかちょっと心細そうにしつつも「どんな動画が出ても、もう今回ばかりは覚悟を決めます!」みたいな「ファンミにその覚悟いる?」みたいな悲壮な決意を固めた町田さんをまずは「トレドの泉」の未公開動画が襲う!!!
雨の中イタリア屈指の観光地に来た町田さん
マジで素なんですけど、マジで絵になってるもんで、マジでマネさんの動画フォルダって宝の山なんだろうなって確信しつつ、雨のイタリアでトレドの泉を横目に述べた一言をどうぞ!という出題になっており本人「覚えてるわけあるかーい」となりながらも「自分で言ったことだから簡単でしょう?」と川本さんからのプレッシャーを受け、悩む事少しばかり
「雨も趣があるねぇ」と捻り出した後我々に視線を向け「どうです?! 俺、言いそうじゃないです?」と町田さんは確認してくるんですけど、確かにありとあらゆる状況に対し不満よりもポジティブな解釈をして前向きに捉える向きのある尊敬すべき推しですが、趣とか言うかしら…?みたいな感じで、お客さん的には「うーん?」な雰囲気
私も思いっきり首を傾げてしまって、あっという間に不安げになる町田さんですが時間はずっと押しっ放しなので早速の回答発表に移ります
答えは「いいね! 気持ちいい」でした!って、その瞬間羽田の真ん中で「分かるかーーーーい!!!」と身体を折り曲げて叫ぶ町田さんと心の中で「それはそう!!!」と同意する私達
分かんないよー!!ってなってる町田さん可愛すぎて羽田を境目に地球が割れるんじゃない? 町田さんの可愛さで滅びを迎えちゃうんじゃない?!とか物凄い不安になる位可愛かったです
まあ、ポジティブな解釈は合ってたから惜しいと言えない事もなくは…いや、推しくはないか(冷静と甘やかしのあいだ)
動画の町田さんはまさにごきげんに弾むように言っていらして、天候なんか気にしなくなる位余程楽しかったのねと思いを馳せる暇もなく次の出題へ
何しろ時間が押してるもんで、濃い青色の背景に蛍光の白い照明が幾つか配置されてるみたいなスタジオに立つ町田さんの画像は、ある現場の初日の風景ですが何ていうこれは番組?という問題には「イエナガ!」と即答して川本さんにも「仕事の事はちゃんと覚えてるんだ」と感心されます
最後もまた、動画問題って事でイエナガの控室ドアが公任様の写真でデコって貰ってるのを発見した際の町田さんの一言!っていうか、かなりの長いお言葉だったのですが、その長さが「ちゃんと答えて貰うつもりのない長さ」で客も余りの長さに笑っちゃってるし、町田さんも余りの詰み具合に困惑しつつも何とかそれらしい答えを捻り出してましたが結果は「可愛いイタズラだなぁ!」みたいな感想を述べていらしたのでした
うん、ごめん
私も全然覚えてられなかった
ただ、町田さんが覚えてられないのも止むなしな長さだったし、全然答えは間違えてたし、川本さんのハグもないし、クイズに挑んでいるその全部の過程とか町田さんの反応とかが可愛くて、面白くて、会場みんなが笑ってた事だけしか覚えてないです
川本さんが町田さんの言葉が全部なんか、可愛いねって褒めていらっしゃって、私はそうなんです、全部可愛いんですって頷いてて、やーやー、このコーナーはマジで夜の部もCLの密着で流れて欲しいなぁ
本当になんか、きっと私達全員幸せだったから
映像に残しておいて欲しいなぁって思ってます
さて、じゃあ次のコーナー!という事で、公式からもお知らせのあった通り町田さんがギターを弾いてくれるよ!の発表がありまして、会場中が沸き立つ中「当たりましたね!」と深掘りの際に楽器について質問した方を指して町田さんが言うものですから、同じテーブルの私としましては弾けるような笑顔を真正面から浴びる事が出来て「この瞬間私の年が明けたって事でいい。 明けましておめでとうございます! ハッピーニューイヤー!」というめでたい気分に一気に突入します
私は生粋の音楽門外漢でギターの上手い下手も分からん人です
それでも、ファンミに対して町田さんが感じていた緊張割合の内、多分ギター演奏を客前で初披露するという事がきっと大きな割合を占めていたのだろうと考えると最大収容人数200人×昼・夜2回のこのイベントの為にいっぱい考えて、ファンの為に心底一生懸命になってくれたんだなって改めて分かって感激しました
ギター師匠のあべちさんを頼って沢山練習してくれたんだって!
忙しいのに! もう、やばーい!って位忙しいのに!
いや、だって口笛吹いたり指を鳴らすだけで手もなく喜んじゃう俺達だぜ?
多少の舐めた振る舞いされても、結構「町田啓太が生で見られてハッピーでした!」とかで済んじゃいそうなところを、絶対そんな事はやらんやん?
その時自分に出来る最高に楽しいイベントを私達に用意してくれてたんだなってだけで私は大満足でしたし、あべちさんとのツインギターで聞かせてくれた演奏も大変素敵でした
水色と白のコントラストがとてもとても爽やかでアイスクリームで出来てるみたいな綺麗なギター
二人で選びに行って沢山悩んで、あべちさんが「俺が欲しいかも」とまで言ったギターを購入されたそうです
ギターを提げてピックを咥える姿も「人が死ぬぞ? 具体的にはそう…、私が死ぬぞ?」な威力を発揮して、今日の町田さんには沢山の冥土の土産を貰えたなぁなんて最早人生の総括に入る私
グラスハートの際にもあべちさん曰くギターはずっとストイックに練習してて、あべちさんとは毎回四時間練習して、練習のしすぎでヘルニアになっちゃう位に打ち込んで、このままギターは続けたいと思えたから購入したなんてエピソードを聞くと、きっとこれからも聞く機会には恵まれるだろうし、劇団ちゃんはお歌の上手な人が多いので町田さんのギターでメンバーが唄うなんて日が来たら、そんなに嬉しい事はないな!とか私は夢見てます
青柳さんの歌の演奏を町田さんがギターでとかさぁ! さぁ! どうですか? いいんじゃないですか?
曲目は思い入れの強いファンが多いドラマから「step by step」&「産声」でド緊張の面持ちながらも堂々と演奏し終えた後「気持ちよかった-!!」と快哉をあげられて、会場中の拍手を浴びておりました
あべちさんも素晴らしい!と大絶賛
始めたばかりは「指が届きません!」とかたどたどしくあべちさんに助けを求めていた町田さんが見事に完奏して見せた事に対し感慨深げにも見えました
川本さんはずっとずっと町田さんが練習してきたギターが初めて客前で演奏される事によって完成した瞬間に私達が立ち会えた事がどれだけ特別で素敵な事かを言葉を沢山尽くして伝えてくれて「俺は感動してちょっとうるっときてる」って言う言葉に私も感動
会場中が大団円みたいな空気感の中、町田さんファンが全員厭う「sorosoro」の時間がやってきます。
時間にして一時間半。
ファンミの始まりに川本さんが「きっとあっという間」と仰った通り、体感二分のファンミでした
最後に町田さんから一言!という事でごきげんに過ごせたかどうかのお伺いをいただきます
いや、この空間では海原雄三もニッコリ不可避でしょ?と思いつつ、またこういう機会をこれからも設けたいのような事も口にされていたので、私も次の機会まで元気に生き延びたいなって心から思いました
まぁね! 次の機会も運良く会場入れたら良いな!ていうのも鋭くあるけどね!
いずれにせよ貴重でごきげんでスペシャルハッピーなファンミだったのは間違いなくて、それは関わった人達や川本さん、そして町田さんがファンにごきげんな時間を過ごして貰う為に沢山の努力をしてくれたからだって肌身に感じる事が出来たので、今は心から感謝の念を捧げたいと思います
ありがとうございました!
これからもファンミとか舞台とか劇団ちゃんイベント含め町田さんに会いに行ける機会がある事を信じて、今回の感想文はこれにて!
長々とお付き合いいただきありがとうございました
劇団EXILEのゲキエグ!感想文
※記憶があいまいなまま書いております。 正確な内容が知りたい場合は他の方のレポを参考にして下さい。
ゲキエグって結局何するの?と観客席に座る全員がミリ知ら状態のまま始まりました、ゲキエグ昼の部
突然、軽快な音楽と共に劇団ちゃん達が客席通路のねり歩きつつ登場します
通路脇席だった私、突然始まった顔のいい男達の行進に「ぴゃー」とか「ほわー」みたいな感情しか発露できず
各々くそダサを極めた旗を持たされたおのちゃとまさやすが先頭に立ちヤングチームとアダルトチームに分かれて現れます
ヤング(おのちゃ、寛ちゃん、塩野さん、前田さん、櫻井さん)
アダルトチーム(まさやす、町田さん、青柳さん、すぅえー、おざさん)
おのちゃは皆が舞台上に上がった瞬間から「お前アダルトだろ!」と「なんでヤングぶってんだ!」「お前の顔、10年以上見てんぞ!」と非難を浴びて、「今の劇団員十人を年齢順に並べたらちょうど俺が六番目なの!」と釈明
町田さんがポテポテ近寄ってきて「俺は五番目」と手を挙げて、「ここが境目」と二人の間を指で示しつつ向かい合って立ってるのすごく可愛かったので、おのちゃと町田さんコンビの可愛さを久々に浴びて魂が浄化されました
今回、運動会をやるぞ! 骨肉の争いを繰り広げるぞ!(その後『骨肉!』が合言葉に。 分からん。 劇団のファンイベントに来て、客席で『骨肉!』の合言葉を浴びせられ続ける展開の全部が分からん)という事で衣装はヤングチームは青の体操着
アダルトチームは赤の体操着(ゼッケンは着用者自身の手書きの所属年数が記載してありまして、塩野さんは字の汚さに『帝がその字でいいのか!』と揶揄されておりました)
ていうか、体操着?!
LDHのライブとかってお衣装の格好良さも売りの一つじゃないですか?
た、た、た、体操着??
それが劇団EXILE???
この衣装には劇団ちゃん達も思うところがあるらしく「コスパがいい」「靴は自前」「塩野君だけ靴がかっこいい」「やる気あんのか」とザワザワしておりますし、塩野君は「スニーカー履いてくるの忘れた」という事でした
さて、そんなこんなで選手宣誓!とまさやすが進行しかけて、突然青柳さんが「青柳翔です!」と元気いっぱい自己紹介
そこで「まず、全員で自己紹介だろ!」となったのですが、青柳さんの自己紹介がTHE小五男子!みたいな具合だったせいか「もう、あとはこっちやれる事ないのよ」みたいな劇団員全員困り顔みたいな事態に陥っており、大変愉快な劇団っぷりでした
その後、おざさんと前田さんで選手宣誓を行い(前田さんは「稽古の成果」を噛み倒しうにゃうにゃになりつつ)いよいよ競技へ!と行きたいとこだけど、その前に準備運動しましょう〜って事でラジオ体操を
「ラジオ体操する体操着の劇団ちゃん、さぞめんこかろう」と田舎のお母さんの眼差しで見ていたところ客もやれるやつぁやれと、立てるやつは立て、立たないやつは帰れ(おのちゃからのスパルタ)、いや座っててもいい、でも隣の人間には当たるな、無茶を言ってるのは知っている
とにかく喧嘩に気をつけろと令和の関白宣言みたいな事を劇団ちゃんにお願いされて、私が見渡す限りのお客さんはスペキャ顔のまま立ち上がっておりました
客も? 準備運動? 何の準備?(伏線)
しかも、ラジオ体操は時間の都合上二倍速で流しますとか言われて劇団EXILEのイベントってほんとに「人生で見たこともやったこともない」事しか起こらんと慄きつつ、たまに会える可愛い孫達の頼みなので立ち上がって、身体に染み込み過ぎたラジオ体操をこなしてみせます
うん、劇団ちゃん達も言ってたけど案外ちょうどいい速さね、これ
とはいえ、二倍速でピョコピョコ体操する身体のデカい男達滑稽可愛いの極みで青柳さんなどまともにこなす気もなく斜め後ろに身体を逸らしては町田啓太をピンポイントで笑わせるという所業に打って出て、ゲラの町田さんは途中から笑い過ぎてしゃがみ込んしまい、私は委員長ボイスで「そこの男子〜? ちゃんとやって〜??」とウザ注意やむなしな心境に陥りました
ラジオ体操は最後まで行う事なく(何故なら既に時間が押してるから)(競技も始まってないのに)「もういい!」と中断されていよいよ最初の競技!
観客が大玉を劇団ちゃん達の元へ送り届ける大玉送りです!!!
観客が?????
観客が運動会で競技すんの???
ラジオ体操は観客の為の準備運動だったのだー!!!(伏線回収)
なんだってー?!?!
みたいなやり取りの上、おのちゃに「むしろお客さんが何で体操着を着てないの?って感じですよ」とまで言われてしまい「すいません! 思い至りませんでした! 劇団EXILEのファンイベント甘く見てました!」と反省しつつ、その時点で自動的に「アダルトチーム」と「ヤングチーム」に客席で組分けされる我々
私は堂々のアダルトチーム入りです!
よーし、がんばるぞーい!ってんで赤い大きな風船がふよふよとこっちに向かってやってきましてオタクなんで「推しが触れた風船に拙者も触りたいでござる、デュフフ」と張り切るも、私の下心を察してか正面からやってきた際は指先を掠めもせず、後ろから帰って来た時がチャンスだ!!!!と手を伸ばし触れた瞬間でした
すっごい音して風船が破裂しまして、これあの、もしかしたらですけど私がネイルする為にちょっと…ちょっと? まあ、ちょっと爪を伸ばしていたわけですよ
握手会の予定もなかったし
で、その爪が当たったんだろなって感じがなきにしもあらずで、いやでも、私の他にも同じタイミングで風船触ってた人いるし…とか一秒ばかり誰に言うでもない言い訳が脳内を巡っていると周囲の皆さんの目がキュウって、眩しいものを見た猫みたいに瞳孔が開くのが見えたもので「なんやろ?」と振り返ったら光る君が立ってました
そう、私の席はつ!う!ろ!わ!き!!!
物凄い速度で走って来たらしい町田さんがすっごい「怪我ないですか?」「大丈夫ですか?」って八の字眉で割れた風船周りの客を心配してくれてて「顔の仕組みがどうなってるか分からん。よすぎて(倒置法)」「ここ結構な後方列なのに尋常じゃない速さで飛んできて、心配してくれてる」「もしかして…こんなに心配してくれるって事は町田啓太って私達のお母さんなの? 私達は町田啓太から産まれた?」とパニックにも程がある状態に。
その後風船の残骸を手に客の無事を確認して颯爽と去る背中を「ママ…」と切ない眼差しで見送れば、舞台上には生き残った赤い風船がヤングチームより先に到着しておりました。
町田さん「お客さんがこんなにリスキーなんて!」と散々舞台上で訴え劇団員同士でヤンヤと言い合う最中、ヤングチームも一つ風船が破裂してしまっており、しかも生き残った風船は最後列にまで到達してなかったという事でアダルトチームの完全勝利に。
「最後まで送れっていったよね!」と寛ちゃんが客を叱り飛ばす恒例スパルタ芸に「ありがとうございます! 寿命が延びます!!」と尊さを感じつつ、もしかしたら私の爪がアダルトチームにとっての失点になったかも知れない事態も免れてほっと一安心できたのでした。
続いて第二競技は多回答綱引き!
クイズを出して、アダルトチームとヤングチームで綱引き対決をして勝ったチームに最初の回答権が与えられるけど、間違えた時点で相手チームに回答権が移るというゲームだよー!という事で今回の審判は町田さん(全国綱引き大会優勝)と前田さん(ジムで身体を鍛え上げている若者)
他のメンバーから「いや、なんで出ないの? 綱引きやんなさいよ」と言われまくる二人ですが、そもそもヤングチームとアダルトチームの体格差とか歴然で勝負になるのかしら?
すぅえーが「コテンパンニシテヤルカラナ!」と今まで見た事のないキャラでヤングチームを煽っては「何のキャラだよそれ」っておのちゃに毎回丁寧に突っこませてるけど、冗談抜きにコテンパンにされちゃわない?
今回に限りハンデとして町田さん全国大会優勝の実力をヤングチームへの助っ人参加で発揮してもいいんじゃないのかしら?とか思うも、「言っておきますけど、全国綱引き大会で優勝してます!」とフンス!した後(寛ちゃんが素直な声で「綱引きに全国大会ってあるんですね?」と言って「あるよ」と返すやり取りも可愛かったね!)肝心の司会進行をド忘れして「第一問どこ??」ってほわーんってなってるのを見て「だめだ! 肝心のクイズ部分で戦力にならない! 現時点での取柄は可愛いだけ!」と早々に見限る私です。
で、おのちゃとかちっちゃいちゃんだから(劇団EXILE比)ぴょん!と飛ばされるかもしれん!とハラハラすれば案の定、カートゥーンアニメみたいにヤング四人が物凄い勢いで引っ張られて、いやもう、だってそもそもおざさんとか身体に巻き付けてアダルトチームの最後尾で腰低くして踏ん張ってたし、他三人も全員大人げない本気姿勢だったし、マジで大人と子供の対決みたいなえげつない速さで決着しましてヤングチームがへたり込んで呆然としてるの可愛いなぁとか、もう観客としては目を細めるしかない訳ですよ。
だって、もう、ほんとに可愛かったの!
あっという間に引きずられて「わぁわぁ」なっちゃってるヤングチームの狂乱具合と、アダルトチームの盤石過ぎる綱引き姿勢が可愛いし、面白いし、綱引きでこんなに面白いって意味分からんしで私はもうずっと笑いが止まらんくなるわけで。
クイズは「劇団員の出身地を答えなさい」という内容なので、これも所属年数長いアダルトチームが有利よね?とか眺めていると、危なげなく青柳さんも、すぅえーも、まさやすも回答して「なんだ、余裕じゃん」とか思ってるんですが、最後に控えてるのがおざさんって事は当然のように一度他の人が回答した出身地を堂々とお答えいただき「流石の盛り上げ上手!」と私は大絶賛(顔の良い男に甘い)
ヤングチームに回答権が移るも、おざさんと同じく寛ちゃんもまさかの回答被りミスをしてしまい結局アダルトチームの勝利!という結末でした。
いや~、頭脳戦と肉体戦が融合した上でしかも可愛いという大変素敵な競技でした。
はい、続いて三戦目!
借りもの・借り人競争―!!!
ネーミングからしてまたも、観客体操着案件の予感がするぜ!
という事で予想通り抽選箱から引いた条件に当てはまる人を舞台上に連れてくぜ!という競技であり、通路脇大狂喜案件と申しますか、アダルトチームの面々がどんどん人を借りる為にやってきてくれまして、目が大変幸せでした。
探し人は中学生だったり、9月8日が誕生日の人だったり、得意な物真似がある人だったり、町田さんは都内以外から来てる人という条件で私も合致したのですが島根から来た男性をゲットし、優しくエスコ―トする背中を見送れたのでよかったです。
あと、ヤングチームとアダルトチームどっちのが先に人集められた?の協議中櫻井さんが「はい!」と元気いっぱい手を挙げて「青柳さんに邪魔されました!」と劇団の座長の不正を告発。
青柳さんは言い訳をする体で「ちょうどそこにいたから足を出した」というような事を訥々と述べ、「うん、それを妨害工作っていうんだよ?」と劇団ちゃん達に指摘されつつ、私は「青柳さんの勝負にかける姿勢がガチ過ぎる!」と慄くのでした。
まぁ、そんなこんなで舞台上では厳しく誕生日や出身地の証明の為に免許を見せなさい!というような追及がすぅえーからあったりしたのですが(実際には見せてないです)皆さん合格!という事で、先に借り人全てを舞台に揃えられたヤングチームの勝利となりました!
さて、ここで中間発表があって客席的にはアダルトチームが二勝一敗だし確認するまでもなくね?な気持ちでしたが、まさかのヤングチームが僅差で勝ってて「配点どうなっとるん?」と観客どころか劇団ちゃんも顔中に??が浮かんで止まない状態に。
最後の借り物・借り人競争の配点が高めだったとか、そんな感じだったらしく、ここで更に劇団ちゃん達の士気を盛り上げるべく勝利者への御褒美の発表です。
うん、なんか前にも見た事がある気がする!
けど、センブリ茶(ジョッキ)が罰ゲームになくてよかったね!
そんな風に寿ぐ私でしたが劇団ちゃん達的には「塩むすびおいしそう」で見解が一致しており「捻くれた劇団なんです~」と自己紹介しつつもみんなが口々に「おにぎり」「おにぎり」言うので私の口もなんだか塩むすびが食べたい口に。
あれよ? 多分他のLDHグループだったらみんな「肉!」でテンション上げて見せてくれる筈なのよ?と徹頭徹尾、食の好みですらLDHから外れた面々の有様に「せめて、バラエティ的に御褒美にもうちょっと食いついてくれ」と願うのもやむなしな話で、そのまま今度は前田君のおたおめお祝いコーナーに突入。
こういう時は定番のケーキが出てくるんでしょ?と見守ってたら、まさかのLDHが経営しているジムが発売しているプロテインが出てきまして、前田君も爽やかに呑んだ後(一気しようとして町田さんに止められてたので、優しい先輩!って感動した)「飲みやすい!」と笑顔で言うもんだからもう、これはお誕生日なのかプロテインのCMなのか分からんね!ってみんなで首を傾げつつ、競技はいよいよ後半戦に
後半戦は気配斬りで勝負だぜ!という訳で、最初の試合はおざさんVS前田さん
皆さん知ってた速報になりますが、一応試合結果をお伝えすると何故か「ヤー!!!」と叫び自分の立ち位置を声で示しながら斬りかかるという振る舞いに出たおざさんなので、当然のように敗北し、当然のように軍師・青柳さんに「小澤に任せたのが間違いだった」というコメントをいただく結果に終わりました。
もうね、あまりにもおざさん!
のぶがいれば!
こういう時のぶがいれば、どんなに喜んだであろう!と悔しくなる程におざさん!(逆に言えばのぶいなくて命拾いしたね、おざさん)
で、そんなのぶですが第二戦目のすぅえーVS塩野さんの準備中足首に鈴をつけてたすぅえーが物凄い自然な調子で「鈴と言えば、鈴木君どうしてるかな?」とか言いだしまして。
こちとら、秋真さんのお別れ会はやったの把握してるけどのぶと現・劇団ちゃん達はどうなってるの?と気になる木ではあったので、寛ちゃんが「会った! この前一緒にサウナに行った! 相変わらず身体凄かったけど、なんかヌルっとしてた!」という感性大爆発なのぶの近況も教えてくれて、客席中がほっとしたようなにっこりするような嬉しい気配で一杯になりました。
町田さんも「世間話は楽屋でしなさいよ」的な事を言いつつニコニコしてて、ていうか劇団EXILEなので人間関係においては何も問題なんてないだろうって分かってたけど、やっぱりのぶの事に関しても問題なんて一切ない空気で、私は「のぶ、戻りたくなったら戻って来てくれないかなぁ」なんて夢まで見てしまったのでした。
さて、すぅえーと塩野さんの勝負なのですが正直、目隠ししてぐるぐる回った後よろよろしている塩野さん見てると「帝…そこにおわしますのはまことに帝なのですか?」と最早不敬を働いている気持ちになる程におじいちゃんでして
月も霞む程の美貌で大河ドラマ視聴者を震撼させ、共演者にすら美しさを褒めそやされる塩野瑛久ぞ?と思うも、もう、凄いヨロヨロしてた
あと、「内臓どこ入ってんの?」って位細かった
腰とか私の腕位しかなかった
筋骨隆々のすぅえーの立ち姿と比較して町田さんが「非課金アバターと重課金アバターだ」といったのが私のツボに入る位、同じ人類?って程に体型が違くて、劇団ちゃんがみんなして「すぅえー君の一撃で塩野君が粉砕される!」と心配していたのですが、塩野さん敗北はしたものの何とか生き残ってくれました。
よかった! 真っ二つにされなくて!
さて、そんなこんなで気配斬りは一勝一敗の引き分けでお次はロングトーン対決。
令和のこの時代に推し達が歌うクリスタルキング、略してクリキンの「大都会」の出だしを聞く事になるとは観客の誰も予想していなかったでしょうが、最後まで声を出していた劇団員がいるチームが勝利!という事で、まぁ、ミュージカルアクターやら歌手やらラッパーやら、歌を得意とするメンバーを多く擁しておりますし中々聞きごたえのある勝負になるのでは?と期待大です
審判はお客さんという事で推しの事をズルしないか見ててくださいと最初言われるも、推しは依怙贔屓しちゃうから実は嫌いなメンバーを監視して下さいとまさやすに言われて「全員依怙贔屓しちゃうから、私は審判失格だよ!」と自己判定
寛ちゃんはしっかり「音程は関係ないよね?」と確認を取っていて、かってCLの番組で「歌えないペア」として町田さんと身を寄せ合っていた姿を思い出しました(けど、THE湯でテッツとして歌ってたよね? ちゃんと上手かったよね?)
勝負の行方はというと、アダルトチームの北海道勢が大健闘で勝利を収め、本命候補だったおのちゃは「歌い上げ過ぎた」と正しい音程で声を載せたせいで早々に肺活量が尽きてしまったようでした。
ミュージカルアクターが身に沁み過ぎてたんだね…(ホロリ)
ここまで身に染みてるんだから、スリルミーとか出てくれ(どさまぎに欲望も書いておきますね)
そんなこんなで、競技詰め込み過ぎて常に「押してる!」と言われ続けた盛り沢山の運動会ですがとうとう最後の競技です! いやだ! 帰りたくない! ずっとわちゃわちゃしててくれ!
そうゴネたところで、第二部もこの後ある事ですしイベントは無情にも進行されて競技はピン球運びリレーです!
くじを引いて出たアイテムの上にピン球を載せて会場の一番最背面の壁にタッチして舞台上に戻り次の走者のアイテムの上にピン球を載せて交代して、アンカーが舞台上に先に戻ってきたチームの勝利というルール
そんな最終決戦の前に点数確認しないか寛ちゃんから提案があったものの「最終競技終わったらすぐ勝敗が分かっちゃうだろ! 何の為に中間発表があったと思ってんだ! バラエティ知らねぇのか!」と痛烈なツッコミをおのちゃが入れたはいいのですが、競技用のピン球がそれぞれのチームカラーの物が用意されているにも関わらずおのちゃが間違えてアダルトチーム用のピン球を手にしたものだからすかさず寛ちゃんから「チーム色で分けられてるのに何でそっち選ぶんだ。 バラエティ知らねぇのか!」と仕返しされて、コントの見本のような展開にブラボー! 元最年少コンビのこれが息の合ったコンビ芸です! 御覧ください!と高らかに讃えたい気分になりました
競技の為に黒子スタッフさんが運んできてくれたアイテムの中には明らかに「引いたら詰み」な物もあり、特に羽子板だけは引きませんように!と全員が祈る中、黒子スタッフさんがこそこそとまた現れてアイテムが載せられている机の上に何かを置いて立ち去ろうとします。
ただ、劇団EXILEといる時にありとあらゆる制約から解き放たれる男と書いて青柳翔と呼ぶ人がそのスタッフさんをむんずと捕まえて「何者だ!」と詰問を始めるものだから、もう大変です。
正直、ここに至るまでにボケが大渋滞し秋真さんという船頭がいないが為におのちゃが一人突っ込みで迎え撃ち続けるという白兵戦を強いられていたのですが事ある毎に「ボケを捌ききれない!」と嘆いており、そのボケの物量の結構な割合を青柳さんの自由っぷりが占めていたのでは?と思い返してみたり
ここでもスタッフさんが出し忘れたアイテムを出しにきただけという事態が明らかになる中、隙を見て引っ込もうとするのを「逃げるな!!」と無駄に力強く引き止める青柳さんの姿に「これは青柳さんの夢女子的には黒子スタッフさんが羨ましいと思える場面なのか、唯々捕まって可哀想と同情すべき場面なのか見極めがつかないな」と感じつつ、時間が押しに押しているらしい最中でも進行なんか気にしないぜ!な振る舞いに、久々にこうやって劇団のイベントで見るけど全然変わってないな…と青柳さんの大人にならない姿勢をむしろ頼もしくすら感じてしまうのでした
そんなこんなで始まった最終競技
通路脇大歓喜イベントとして、アダルトチームの面々が私のすぐ脇をどんどん通り抜けていくのを「がんばえー!」と応援しつつ「パリコレみてぇ」(体操着コレクション2024)とニコニコ眺めてしまいます
みんな足なげぇし、顔いいの
まさやすとか、ほんと身体の半分以上が脚! マジで腰の位置がもうマッターホルン位見上げちゃう
すぅえーはしみじみ顔がいいし、おざさんもかっこよかったー!!
青柳さんはなんか姿勢よすぎて、余りに競歩として完璧な速度と歩き方過ぎてそれだけで面白いの領域にいたので色んな意味で「敵わねぇなぁ」と思ったし、アンカーの町田さんは櫻井君が羽子板引いちゃって「終わったー!!!」な空気に会場中が満たされる中、余裕のウォーキングで微笑みを浮かべながら優雅にお手振りしつつ歩いていらして、見上げる顔面とか白く光り輝いていて、いやー、最高でした
で、アダルトチームが勝利を収めて最後にもっかい今回の勝敗の御褒美を確認して、すぅえーとか「叙々苑弁当をそろそろレンジで温めといてくださーい」とか勝利確信のお願いをスタッフさんにしつつ、後半戦はアダルトチームばかりが勝利を収めていたので勝敗は確認するまでもないですね…な空気感の中、我々も点数発表で驚きはないだろうと漫然と舞台上のスクリーンを眺めていたのですが表示された点数が「アダルト240点・ヤング70点」で全員が絵に描いたみたいにずっこける事態に
そんなに点差開く事ある??
だから、どういう点数配分なの?!?!
おのちゃとか、ロングトーン対決の時に「もっかい勝負させて!」って強請って、青柳さんににべもなく撥ねつけられていたのだけど、理由が「実はロングトーン対決は100点の配点があった」という事だったらしくって、それを踏まえても「いや、この点差は引っくり返せないじゃん」と全員で呆然としておりました。
櫻井君とか最後のくじ運の悪さをおのちゃに責められまくっていましたが、こーれーはー、櫻井君悪くないよ。
これはもう、総合的に負けだよと心の中で慰めつつ、お昼ご飯はヤングチームは塩おむすび一個という事が決定してしまったのでした。
足りなかったら前田君のプロテイン分けて貰いなよって言われてたけど、おにぎりとプロテインの組み合わせきつくない??
そんなこんなで全競技が無事終わりまして、まるで一陣の嵐が吹き抜けた後のような心地に陥りつつも閉会式では劇団ちゃんみんなから御挨拶をいただきました。
おのちゃの言葉から、今回の競技達はまさやすとおのちゃでアイデア出し合ったのかな?と考えているのですが全部楽しくて、私達を楽しませる為に同期コンビが一生懸命考えてくれたのだと思うと愛しくて、嬉しくて、心から感謝の念を抱いています。
最推しの町田さんも、旧メンバー時は控えめで人に振られるまであまり自分から喋り出さない印象があったのですが今回、積極的にお客さんを楽しませる為に盛り上げ役を買って出てる感じがして、青柳さんもめいいっぱい自由に振舞っているようでこのイベントを成功させる為に常にこちらを楽しませようとして振舞っているように見えました。
他のメンバーも同じくで、新体制の劇団お披露目をこんな形でするなんて想像していなかったなんて町田さんは仰ってましたけど、一番劇団EXILEらしいお披露目の仕方だったんじゃないかな?って思ってます。
楽しくて、ずっとふざけてて、観客に優しくて、私達を信頼してくれているイベントと言いますか、これだけ客席降りがあったり客を舞台に上げるコーナーがあるのは偏に私達が劇団EXILEや事務所から信頼を得ているという事の証左に他ならないと思います。
私達が劇団員に対して少しでもヤバ振る舞いを行えば、この信頼は一瞬で崩れてしまう訳で今回みたいな楽しいイベントをこれからもずっと続けて貰えるように、正しいオタクで在り続けようと心に誓うのでした。
最後に写真撮影までして貰えて(二列目、町田さんの真後ろ列でした)後頭部まで綺麗な人だなぁとニコニコしつつ、幸せイベントは全部終了です。
ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。
では、次回はもし私が潜り込めたなら羽田の町田さんファンミ感想文でお会いしましょう!を締めの言葉にゲキエグ昼の部感想文を終えたいと思います。