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劇団EXILEが総出演してる作品を紹介したいんです HiGH&LOW編

ご新規お町田沼勢を、C Lに加入した方も、検討中の方も、クリスマスが終わった後もこの沼から逃がさないぞ!絶対にだ!俺たちはずっと一緒だ!(足に縋りつきながら)という本音を隠して、劇団EXILEではこういった仕事をしております、是非ご覧ください!と言える作品は何があるだろう?と考えたので、聞いてください(正直者)

現・劇団員総出演作品は、今のところ三作品ありまして(少なめですが個人仕事が多いので全員が揃うだけで一苦労なのです)並べてみると、 

・HiGH&LOW シリーズ

・映画jam

・舞台「勇者の為に鐘は鳴る」 のラインナップになっています。

 

今回ご紹介したいHiGH&LOW シリーズは、LDH事務所作品の中でもオタク界隈認知度ナンバー1作品なので、皆さんちょくちょく耳に入られてたり、気が狂ってるカップヌードルのCMなどで、存在だけは知っているという人も多いかと思います。

このyoutubeに上がってるカップヌードルのCMメイキングでは、財政政策の意味分かる?と聞かれて「ざいせい…ざいせいですよ…!」と頷きながら繰り返すしか出来なくなり、青柳さんに笑われてるお町田さんがいて、「困ったら、言われた言葉を繰り返すの幼児なのかな?」と心がぽかぽかするので、是非見て貰いたいなと伝えておきたいんですけど、えっとなんの話してましたっけ?

そうそう! ハイローは私が、お町田さん沼に頭のてっぺんまで浸かってしまった、原因でもあって、お蔭で私の人生滅茶苦茶だろうが!!と大変感謝しております。

本編としてドラマシリーズが2シーズンに、映画が三本、これに加えてDTC~湯煙純情篇~という劇団の寛ちゃんがメンバーに入ってるハイローの登場人物三人組のスピンオフ(こちらには劇団のまさやすも出演してます)や、THE RED RAINというハイロー登場人物達の中でも随一の沼面積を誇る美形最強兄弟メインの映画、今だとヤンキー漫画の金字塔クローズやWORSTとコラボしたTHE WORSTシリーズ等も展開されていて、ここまで読んで「手に負えないな」という気持ちを抱くの凄く分かるし、私もある日突然、友達に蒼天航路全36巻を渡されて「また、感想聞かせて」と言われた時には同じ気持ちになったから、全部見て!1から見て!とか、そういう無茶は言いません。

そこで、今回はお町田さん沼の人にとって、何処が見どころで、何から見て、何処まで見るのが楽しいか?という視点でハイローをお勧めしたいと思います。

まず、ハイローは喧嘩シーンが多いです。

アクションを売りにしてるコンテンツなので、顔の良い男達が惚れ惚れするような身体能力を見せつけながら、スタイリッシュに立ち合うコンテンツが好きなら、「え? なんで、まだ見てないの?」級にお薦めです。

お町田さんも、ノボルという役で初回に大立ち回りを見せてくれて、私はまるで自分自身をわざと傷つけているかのような、痛覚なんて何処かに置いてきたみたいな虚ろな立ち回りを見て、殺陣という段どりの多い作業をこなしながら、その上に芝居を乗っける事が出来てる事に痺れました。

前半は賢く生まれ、地元の希望として生きていた好青年が不幸な出来事によって反社会的組織の一員に堕ちる役なので、背ばかりが高い、痩せっぽっちの身体にヤクザスーツを身に纏い、EXILEにおいて美の化身、セーラーネプチューンディズニープリンセスと正気が何処にもない呼び名を欲しいままにしてきた橘ケンチさん演じる二階堂に拾われ、手足となって動くキャラとして、かっての幼馴染達の前に登場します。

まぁ、この設定の時点で「ははーん…百点満点中10億点だな」と採点してしまう人がいると思うんですけど、それも時期尚早で(?)、このノボルの幼馴染と言うのが、ドラマの主人公でもあるコブラ(演・岩田剛典)とヤマト(演・劇団の鈴木伸之)でして、主語のデカイ言い方をするとオタク女、クソデカ感情をぶつけあう顔のいい男同士が嫌いな人間いる?って話なんですよ。

「全部お前の為だった」って、「お? ここは木星かな?」って位、重力が地球の2.3倍はありそうな重い台詞を、突然幼馴染に告げられる町田啓太見たくないお町田沼の女いる?って話なんですよ。(宇宙トーク織り交ぜて台詞の重さを例えてみたけど、あんまり巧くいってない事には気付かない顔で)

端的に言えば、顔の良い男に拾われて闇堕ちした町田啓太が、かっては「ずっと俺達は一緒だ」と約束を交わした顔のいい男達と不幸にも敵対する立場として再会してしまう物語。

それが、壮大なハイローサーガの始まりなのです。

見ない理由あります?

メインキャストとして数えられてるので、全体通してそこそこ出番はありますし、ノボルは激動の人生を送ってるせいか、様々なステージで生きるキャラなのでお衣装も豊富で、色んな姿が楽しめます。

劇団員総出演のコンテンツとして紹介している以上、全劇団員がハイローに登場するカラーギャング達それぞれのチームに散らばり所属していて、寛ちゃんが演じるテッツ、まさやすが演じるカニ男、のぶが演じるヤマトは山王連合会というドラマ・映画を通じて一番スポットの当たるチームに。

秋真さんは、高野という役でダウトという恐ろしいスカウトチームに(しかも、坊主)

おのちゃは、ノボルと同じ九龍グループの家村会所属で、ノボルをライバル視しているキリンジという役に(劇団二人の関係性を把握した上で見ると、胸に込み上げてくるものがあります)

SWAYはマイティウォーリアーズというチームで、GENERATIONS from EXILE TRIBE の白濱亜嵐君とコンビのパール役を演じ、おざさんは髪を赤く染めて達磨一家の加藤を演じ、青柳さんはかって地区一帯を取りまとめていた最強チームMUGENの総長の相棒役を演じています。

ノボルと絡みが多いのは、言わずもがなのヤマト役ののぶで、事ある毎に「お前は俺達の希望だ」と圧をかけ続ける姿が鈴町コンビにも重なるというか、ここに加えてがんちゃん様のコブラも、ガンちゃん様の役の解釈が天才過ぎて、ノボルの取り扱いが相当エモーショナルな事になってますので、ドラマ全部おっかけるのはキツイって人は、幼馴染三人にフォーカスを当てて短めに再編集した、ROAD TO HiGH&LOWでも充分以上にお話が分かりますし、本編に無い三人のエピソードも追加されていたりして、ドラマ完走してから映画(ノボルが出てるのは、最初の映画「THE MOVIE」(通称ザム)と、「END OF SKY」(通称エンスカ)「FINAL MISSION」の三作品です。 あと、「RED RAIN」(通称レッレ)にも出番少なめですがノボルと言う人間の底知れなさを思い知らせる役割を背負って出演するので、見ておいた方が良いかも)に進むもよし。

ROAD TO~を手っ取り早く摂取して、映画を見るもよし。

まぁ、私は、ドラマ完走して、ROAD TO~も見ましたけどね!(マウント)

映画シリーズだと、私は第2作目のEND OF  SKYが一番好きなのですが、この作品において組まれた対戦カード町田啓太 VS メンディー関口の日体大対決に対し、余りにフィジカルが違い過ぎるのに台本のト書きに「互角に闘う」と書いてあって、お町田さん思わず頭抱え事件が発生した、見ごたえのあるタイマンを見届けて欲しいなとも思ってます。

あと、私が作品を通して好きで堪らないシーンを一つピックアップすると、とある事情で車椅子のノボルが、屋上である手紙を読んで喪失感の余りに襲われた衝動に抗えず、動かない足で立ち上がろうとして倒れ伏したのを、コブラが抱き起して支えてやりながら、二人で空を眺めるシーンは「ここだけ岩井俊二が撮ったのかな?」って位綺麗で(私の年代は、映画で幻想的なまでに綺麗なシーンを見るとすぐ『岩井俊二や!』っていう病気に罹患してるよね)切なくて、『岩井俊二は、やっぱり素晴らしい監督だな…。 私は誰がなんと言おうと、スワロウテイル大好きだぜ。人には四月物語を薦めるけど』(岩井俊二はHiGH&LOWとは無関係です)と感銘を受けましたので、是非、そこまで辿り着いて欲しいなと祈るばかりです。

注意事項としては、喧嘩作品という事もあり、ノボルが暴力に晒されるシーンもあります。

見せしめに、二階堂からキリンジを含む部下たちの前でボコボコに殴られ、這いつくばるノボル(とはいえ、綺麗な顔は綺麗な感じに血が出るタイプの怪我なので、綺麗な顔は綺麗です)(綺麗のゲシュタルト崩壊)が辛くて見られないなら気を付けた方がいいですし、『そういうの刺さります』という人はおめでとうございますと今から祝福の言葉を送っておきますね。

そんな感じで、お町田さん演じるノボルにだけ全力を注いだ、偏ったハイロー紹介文を書いてみました。

正直言って、これではどんな話なのかさっぱり分からないでしょうが、基本ハイローは見るまで何が起こるか分からん!というのが当たり前の作品でもありますので、分からないまま楽しんで頂けたらと思っております。

あとは、私としては他のイケメン沼にみなさんが足を取られん事を祈るばかりで、個人的にクソヤバ!と怯えてる、林遣都さん演じる達磨一家の日向沼や、窪田正孝さん演じるルードのスモーキー沼、前述の雨宮兄弟沼や、お町田さん沼の人だとここが一番ヤバイのでは?と震える前田公輝さん演じる轟沼には、どうぞくれぐれを足を取られませぬよう! ネットフリックスやHuluなどでも観られるハイローの世界を楽しんで頂けたらと祈ってます。

 

次は、映画のjamを紹介しますね!